プラスチックアース「ゴミ惑星地球」

ゴミ減量化などと言われ、意識はしても中々貢献出来ていないのが、現状ではないでしょうか。
自給自足の暮らしで、販売店で購入品がなけれが、包装や袋累が無くなりますが、必ず付いて来てしまいます。
対面販売で容器を持参すれば別ですが、現実的にはそう言う場面は少ないと思います。

今日はプラスチックについて述べさせて頂きます。

青い地球はプラスチックアース「ゴミ惑星」

プラスチック

プラスチック Plastic の語源

ギリシャ語の「plastikos (塑像の)」に由来し、一般的に可塑性物質という意味があます。

可塑性

可塑性とは、力を加えると変形し、その力を除いても形状が保たれる性質を言います。

プラスチックの定義

「高分子物質(合成樹脂が大部分である)を主原料として人工的に有用な形状に形作られた固体である。ただし、ゴム・塗料・接着剤などは除外される。」
「石油、天然ガス、石炭といった天然炭素資源を主な原料として、これらを高分子合成反応させることによって、炭素、水素、酸素、窒素、塩素などの原子を、鎖状や網状に連結した長大分子(ポリマー)に合成し、更にこのポリマーを主体として、充填剤、補強材などを配合して得る材料のことを指す。 JIS(日本工業規格)抜粋より

上記の如く、化学合成樹脂以外でも、プラスチックと呼んで良いことになります。

 

プラスチックアースのゴミ惑星

今では無くてはならない、プラスチック製品(化学樹脂成型品)ですね。

西暦1950年代初頭から生産された、プラスチックの量は、推定で83億㌧とアメリカのジョージア大の研究グループが推定したそうです。

その内63億㌧がゴミとして捨てられと言われます。(海洋浮遊物などの含まれます)
ポリエチレン、塩化ビニールなど多種多様な製品が開発されました。
軽くて丈夫で長持ち、比較的加工が簡単、そして現在の材料費の低価格などが、災いして、大量のプラスチックゴミが発生して問題となりました。

プラネットアース(惑星)からプラスチックアースに変貌してしまいたした。
一時期野焼きで、埼玉の某市でお茶がダイオキシンの毒で健康被害が出るとメディアが報じました。
それ以来、塩化ビニリデンは燃やすと有毒のダイオキシンが出る事は世間に知らしめられましたよね。

また、製品に添加される軟化剤が、内分泌物攪乱物質を出し(柔らかいプレスチック製品には必須)などは人体や生態系に悪影響を与えていると言われます。

対策を全くしていないわけではありません、軟化剤の一部使用禁止措置。身近には、レジ袋の廃止や有料化、マイバックの推進など。またアメリカの某自治体では、ペットボトル飲料の使用禁止にしました。

内分泌物攪乱物質の定義

世界保健機関・国際化学物質安全性計画(WHO/IPCS)
内分泌の機能に変化を与え,それによって個体やその子孫あるいは集団(一部の亜集団)に有害な影響を引き起こす外因性の化学物質あるいは混合物

環境庁
動物の生体内に取り込まれた場合に,本来,その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質

内分泌物攪乱物質の影響

魚類、貝類、は虫類、鳥類などの野生動物では、生殖毒性(生殖機能異常、生殖行動異常、雄の雌性化、ふ化能力の低下等)が多く報告されています。
人への影響は、まだ解っていないと言うことになっていますが、重大な影響があるのは、理解出来ます。

 

あとがき

ゴミ減量の容量減は焼却が、必要でしょうが、リサイクルやリユースするコストパフォーマンスに優れた技術が確立するまで、一時仮埋めするのも一つの選択肢かと考えます。
(仮埋めする容量に問題はあると思いますが)

個々のゴミ減量意識、過剰包装のない商品購入、プラスチック製品に過度に頼らない、また購入を控えるなど、出来る事から実行すべきと考えます。

 

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