200系ハイエースメーター裏異音対策とパネル解体手順

200系ハイエースのスピードメータ裏の異音対策を施しました。エアバック誤作動などハイリスクのステアリングを、外さなくてもスピードメータを外すことが可能です。毎年冬になるとスピードメーター裏付近から、異音が発生しておりました。気にはしていたのですが、ヒーターで温まると緩和されていましたので、今まで放置していましたが対策しました。(画像を交えて説明します)

パネル解体手順

100系ハイエース時代までは、ビス類で固定してある箇所が、何カ所かありましたが、200系ハイエースのパネル類は、ビス類の固定は無く、外し方の手順や、強引に外すと復旧時にガタが出たり隙間などが出てしまいますから注意が必要です。

ヒーターで充分加温

夏場の、高温時は別として、エンジンを暖気して、ヒータで加温した状態から作業することをお勧めします。特に初めて外すときは、十分に温めます、我がハイエースは、数え切れないほど外していますので、今の季節の昼間でしたら、そのまま外しています。

左側のドア吹き出し口パネル

まずは、左側(助手席側)のドア吹き出し口のパネルから外します。

ドア吹き出しパネル左

指を穴に入れて、引き抜きます、最初の一回は、かなりきつく嵌っていますかが、繰り返し外しているうちに、軽く取れます。

右側のドア吹き出し口パネル

続いて、同様に右側(運転席側)を外します。

運転席側のメーター脇のパネル

連続して、運転席側のメーター脇のパネルを外します、右手の指を差し込んで表面側に、引き抜きます。

運転席側メータ脇パネル

一番大きいパネル(メインパネル)

左側から作業開始

つぎは、左側から作業します、一番大きいパネルを、外します。

一番大きいパネル(メイン)

中央部の作業

運転席側のメーター脇のパネルと同様に、今度は左手の指を差し込んで表面側に、引き抜きます。

一番大きいパネル(センター)

 

ここで、ステアリングのチルト機構を利用して、一番下に下げておきます。

メータパネル

つぎは、メータ用パネルを外します。両手の指を差し込んで、手前に引き抜きます。

メータ用パネル

メーター用パネルが外れたら、パネルの上の方を本体側(ダッシュパネル)に寄せて、下側をステアリングの裏側方向に寄せて、1/4回転させるようにすると、ダッシュパネルの上に、ワイヤーハーネスごと出せます、通常はワイヤーハーネスとパネルを分離しますが、この方法ですと、外さなくても作業できます。

メーターパネル1/4回転中

駄文説明より、画像が物語りますね、只今1/4回転中です。

メーターパネル1/4回転完了

この状態で、ステアリングをすり抜けて、分離成功です。

スピードメーター

 

スピードメータ露出1

 

スピードメータ露出取付ビス

スピードメータは2本ビスで固定されています(撮影時は左側のビスはすでに外した後)。
ビスを外して、手前に引き抜くと外れます。

メーターハーネスカプラ

パネル取り外しと同様に、回転しますが、今度は半回転して、裏側のメーターハーネスカプラ(コネクター)をメーター本体と分離します。

メータ裏のカプラ

カプラにはストッパーがありますから、画像のように右手の親指で、押しながら解除して左右にずらしながら、カプラの端を持ち引き抜きます。(くれぐれも、ワイヤー(電線)を引っ張らないでください。

メータ分離

スピードメータが、分離できました。

異音の原因カプラ

本体の裏の方に、隠すように収納されていたカプラを発見しました、このカプラ何用かは、不明ですが、本体フレームに接触していて、異音発生の原因になっていると確信しました。

カプラにスポンジ巻き付け

異音対策スポンジ

スポンジ巻き付け後、結束バンド(インシュロック)でスポンジを、締め付けて同じ場所に収納しました。

パネル復旧前に、普段手の届かない場所を,クイックルワイパーで、粉塵を絡め取ります。

クイックルワイパーで清掃中

復旧は逆の手順

スピードメータを取付後、パネル復旧は、逆の手順で行います。
外すときよりも、慎重にしてください、穴位置を合わせて、手で軽く押して最後は、素手で軽く叩くと収まります。

まとめ

パネル外しは、充分に加温してから、作業を実施しましょう。

最初の頃は、きつく嵌っているので、慎重に作業しましょう。

ステアリング外しには、ハイリスクがあります、誤作動でエアバックが破裂すると、エアバック本体並びに、ECUの書き換えセッティングなどの工賃が、発生して高額(車種にもよりますが数十万円)の請求が、ディーラーから来ます。外さないで作業できれば、リスクが少なくて済みます。

このパネル外しは、カーナビやオーディオ交換などでも、必要になりますから、参考にして頂けます。

 

 

 

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ハイエース手作りキャンピングカーで日本一周

コメント

  1. 石岡のみっちゃん より:

    つい先日、カーステレオの交換で、私も自分のハイエースのパネルを外してみました。
    以前乗っていた100系は何度か外していましたが、200系は確かにビスを使わずにはめ込みだけで装着されていたので、思ったよりあっけなく外れてちょっとビックリ!(笑)

    それにしても、異音の原因となっていたカップラ。確かに工場出荷時点で何らかの処理はしておいてほしいですよね。
    エンジンの振動などでヘンな音がすると、確かに気になってしまいます…。

    これからも、200系ハイエースの情報、よろしくお願いいたします!

    • camper-kazu より:

      お久しぶりです、簡単な作りになって安っぽくなりましたよね。高級グレード(ワゴン系orSGL)用なのだと思います、使用していれば案外音は出ないかもしれませんね。あまり良い情報ではありませんが、発信してゆきたいと思います。ありがとうございます。

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