バーベキュー炭の熾し方と燃え上がり対策

昨日は、真夏の天気が戻り良い天気ですが、暑い中にも関わらず我が家の手作り常設バーベキュー場で、ファミリーバーベキューをしました。

我が家の常設バーベキューハウス

製作して、はや20年が過ぎた我が家の手作りバーベキュー場です、建設当初は隔週おきにバーベキューをしていましたが、段々と生活環境が変わり今では、年に数回しか使用していません。

ログハウス風の6畳の板の間と屋根付き常設バーベキュー場の建て屋は、屋根材と基礎用のコンクリートブロックと金物と床コンクリートを購入した以外は、すべて産業廃棄物のリユースです。

心材(柱)は2×4のコンテナ輸送用の当て木を利用、外壁はドア枠用の集成材を利用、内壁はカラーベニヤの傷有り廃棄品を各企業から頂いた産業廃棄物で建築しました、僕は父親の助手をしただけですがね。

現在は、物置と化した室内も当初は、室内で余り煙の出ない、物を焼いたりしていましたが、ガラクタだらけで、使用不能状態です。

常設バーベキュー場

常設バーベキュー場

炭熾し

なんと言っても楽しいのは、炭熾しですね、通常炭を熾す場合、着火剤を使用したりガスバーナーで熾しますが、それでは我がアウトドア誠心反するので、僕は手作りウッドバーニングストーブを使用して、炭熾しをします。

炭は、使う分だけを30分程度水につけてから使用します、その理由は炭に染み込んだ水分が、蒸気となり肉に対して蒸す効果が出て、柔らかく焼けるのです。

水につけ込んだ炭

水につけ込んだ炭

ウッドバーニングストーブで炭熾し

1L塗料の缶と缶詰の缶を利用して、外側の缶(外釜)の壁面下方に20φの穴を8ヶあけて内側の缶(内釜)の壁面上方に10φのあなを10ヶあけました、これでだけで完成です。

ウッドバーニングストーブ

ウッドバーニングストーブ

見づらいですが簡易断面図です、システムは至って簡単です、外釜の下方部分から空気が吸い込まれて内釜と外釜の間に進入した空気は、内釜の熱で暖まります、すると内釜の上方にあけた穴から、空気がでますその際に、内釜で燃え残ったガス(煙)が暖まった空気と煙が反応して燃えます、通常は煙となって目に染みますがほとんど出ません、これは二次燃焼と言いまして北欧などの本格的ストーブの原理を利用して居ます。

ウッドバーニングストーブたき火

ウッドバーニングストーブたき火

昨年秋に剪定した小枝でと段ボールの切れ端で着火して熾火を作ります、内釜の内側の穴から二次燃焼したフレアが見えますが、コンデジにつき表現が難しいです。

内釜が暖まるまでは、煙が出ますが、暖まってくればこの通り煙はほぼ出ません、キャンプ場などで炭熾しする場合、松の枯れ葉と松ぼっくりで熾火を作ると黒い煙が出ますが、この方法ですと煙はほぼ出ません。

熾火が出来たら炭を2ヶ投入して、炭に着火するまで気長に待ちます。

ウッドバーニングストーブ炭投入

ウッドバーニングストーブ炭投入

何故2ヶかそれは、それ以上入れられないからですが、炭をバーキューコンロに移して、炭熾しするときに、1ヶだと炭が立ち消えに成る場合があります、木でも炭でも単独では燃えづらいですからね。

一時的に煙が出ますが、暖まれば煙は出なくなります。

ウッドバーニングストーブ炭投入2

ウッドバーニングストーブ炭投入2

炭の周りに火がついてから、内釜内に入れ込み、暫し待ちます。

コンロに熾きた炭を移す

頃合いを見てから、熾きた炭をバーベキューコンロに移して、未着火の炭を乗せれば、後は全体に炭が熾きるのを待ちます、すぐにうちわで煽るのは自粛して暫し待ちます、ある程度時間をおいてからうちわで煽りアミを乗せれば準備完了です。

バーベキューコンロへ炭投入

バーベキューコンロへ炭投入

燃え上がり対策・焦げ対策

このコンロに対して、この程度の炭プラス2ピースで充分です、焦げすぎますし、肉の脂が落ちると火が入り燃え上がり炭肉に成ります。

燃え上がり対策は、炭の火の勢いをセーブすれば良いのです、それは清涼飲料水の空き缶(ペットボトルは火のそばには適さない)に水を用意しておいて、火が入ったら炭に直接かけて、炭の勢いを止めればOKです。

豚ホルモンを次々にアミに乗せて焼いてゆきますが、需要と供給のバランスがあるでしょうが、最初は食べたくて、焼くのが間に合いませんが、徐々にペースは落ちます、その時のために、2段にアミをセットして、焼けたら上段のアミに移動します、そうすれば焦げないし冷めません。

豚味付きホルモン

豚味付きホルモン

暑い日に暑いところで熱い物を食す、我慢大会のようなバーベキューでしたが、思い立ったが吉日です、躊躇無く実行しました、今日と言う日は二度と訪れることはありませんからね。

 

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