食品によって表示が変わる、賞味期限と消費期限がありますが、はっきりとは解っていませんでした。
主に牛乳などの、日持ちのしない食品が、消費期限の表示され、加工食品などの比較的日持ちのする食品を、賞味期限と表示されています。
消費期限と賞味期限の定義
双方共に、未開封で保存方法が記された状態で保存した場合に適用されます。
当然ですが、開封した場合は、冷蔵庫などに保管して早めに飲食することがベストです。
以下農林水産省のホームページより
賞味期限 Best-before
おいしく食べることができる期限です。
この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではありません。
定義:定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。
消費期限 Use-by date
期限を過ぎたら食べない方が良いんです。
定義:定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。
食品を無駄にせず、環境のことも考えた食生活にしたいですね
賞味期限が切れてもその食品が直ちに食べられなくなる訳ではありません。
こうした点を正しく理解していただき、廃棄等による社会的なコスト等も考慮しながら、買い物、保存等を行っていただくことは、食料の安定供給の観点のみならず、環境配慮の観点等からも望ましいことです。
食糧難で、苦しむ発展途上国の子供達のことを考えたら、少々期限が切れたくらいで廃棄するのは、いかかがものか常々思います。
しかし、具体的にどのくらい過ぎたら、健康を害する様な事態に成るのか、人体実験するしかありませんね。
消費期限を生牛乳で実験
僕の実証実験の結果を公開します。
数年のお話しですが、愚妻の実家にお邪魔した帰りに、義母から「牛乳(紙パック1L)の封を切ってないのがあるから持って行け」と言われありがたく頂きました。
日付を良く確認しないで、消費期限きれ1週間ほどと思いした、「まだ1週間ぐらいだか大丈夫だと」、しかし半分ほど飲んでよく見てみると消費期限が1月と1週間経過していました。
強制的に吐くには勿体ないので、とりあえず半分で飲むのを止めて、半分は冷蔵庫に保管しました。
通常大人でしたら、30分から1時間後には、腹痛と共に下痢、おう吐が襲って来るはずですが、何ともありません、次の朝も通常通り何ともありません。
それなら、残りの半分を勿体ないから、飲みましたが当然何ともありません。
どうですか、消費期限は安全率に相当余裕を持たせているのが、この実証実験で、明確に成りました。
賞味期限白エビのり(海苔の佃煮)実験
それでは、昨日と本日にかけて、賞味期限の実装実験しました。
富山名産の白エビをふんだんに使用した海苔の佃煮です海苔の佃煮の食感とは違いまして白エビ殻が入っていますので噛んだときに明らかにからと解る噛み心地は最高の食感です。
息子の部屋の冷蔵庫に未開封で保管したあったものです。
賞味期限が2015年2月27日(2015 02 27)と表示されていました、今日の朝刊の日付をご覧頂けるように、容器と共に撮影しました。
昨日、小さじ1杯程度食べましたが、何ともありません、本日朝に、小さじい杯食べましたが、未だに何ともありません。
一概に言えませんが、塩分濃度や使用材料にも関係することでしょうね、白エビに何らかの殺菌効果があるのかは、定かではありません。
白エビのりの佃煮を非常食として、冷蔵庫に保存しておいて被災した際には、贅沢な食が暫し味わえそうです。
この実装実験から、海苔の佃煮系は賞味期限切れ半年経過しても、人体に被害はありませんでした。
どうですか、ご覧の皆様何ともないまともな食品が、賞味期限や消費期限という名のもとに多くは廃棄されています、誰が食べても大丈夫とはもうしませんが、期限切れエコール廃棄では無く、お考えに成って頂けたら、食に飢えた子供達を救える切っ掛けになるのではないかと思います。