先日、DELLデスクトップPCの冷却ファンを掃除しましたが、その後CPU冷却用のファンから異音が出るようになってしまいました、要するにCPUの冷却不足で、ファンがMAXで回るようになりました、異音対策至急必要です。
五月蠅くて、気になりだしたらたまりません、常にMAXでしたら、慣れるのでしょうが、全面的にではなく、使用時間の半分程度がMAXで回転している状態です。
外した時に気づいていたのですが、接触面の半分より少ない面積しか、白いCPU放グリスが塗布されていませんでした、半分以下でも、密着さえしていれば、多少はもつのでしょうが、外さないと解らないのは、残念ですね。
アルミフィン再装着時、CPU放熱用グリス塗布
先日の記事にも追記しましたが、CPU放熱グリスを用意してから外して、再装着時は、必ず塗布しないと、こう言うめに合う確率が高まります。
SSR用密着材流用
中々、いい具合に在庫が有りません。
しかしこの暑さで使用していると、壊れるのは時間の問題ですね、貰って間もなく壊したら、申し訳ありませんから、速やかに直さねばね。
使用済みで倉庫に保管してあった、SSR(ソリッドステートリレー)用を分解して未着材を取り出して流用をする事を思いつきました。
密着材移設
4本の取り付けねじを外して、アルミ冷却フィンとSSR本体を分離します。
流用するSSR(ソリッドステートリレー)生け贄になる前の姿です。
画像のように白い密着材が、薄っすらと塗布してありますから、カッターナイフの刃で、少しずつ慎重に、削ぎ取りならが、CPU用冷却ファンのアルミフィンの面に塗ります。
1回目が終わったら、SSRからまた削ぎ取り、CPU冷却ファンとアルミ冷却フィンの面へと繰り返しました。
ほんの少量しか削ぎ取れませんでしたが、なんとか、密着できる範囲まで塗布できました。(2/3程度)
少量塗布がベスト
幸か不幸か、少量しかないので、2/3程度の塗布で、妥協しました、これが新品のグリスで施工すると、付け過ぎてしまいはみ出ることになると、かえって厄介です、はみ出た材料が、基板に流れて、思わぬ事態になりますからね。
負け惜しみに聞こえるでしょうが、少なくても役目を果たすのなら、Goodです。
組み立て、試運転
組み立てて、試運転すると全快しました、全開で回っていたCPU冷却用ファンが、おとなしくなりました、完全復活です。
実に、静かです元々こんなに静ではなかったような気がします、綿埃が、ファンに絡みつき、冷却能力を低下させていたので、ファンの回転は、多めになっていたことで音が大きかったのでしょうね。
事前準備が大事
ファンの清掃などをする時は、必ず未着材を用意するか、準備が出来ない場合は、外さない事ですね。
綺麗にしても、壊したのでは何もなりません、後悔だけが残ります。
追記
DELLの、ファンの異音のトラブルシューティングが投稿されていますが、この内容に関しての記載は有りませんでした。
当記事を投稿後(5月5日PM5時)から電源並び、起動SWは0Nのままですが、新品時の如く静かな部屋になっております。
皆様、再点検をして下さいませ。
追記、5月7日19時現在、本日の暑さでもファンは、極めて静かに回転しています、修理前は時々回転が上がってまた静かになる、の繰り返しでしたが、修理後は、起動時の高回転のみです、現在正常状態です。
追記、5月10日現在本日は、曇りで時々雨の為、気気温は低いですが、ファンの回転は静かに安定して回転しています。
半導体放熱グリス
参考記載します、楽天モールで、販売されております。
ワイドワークシルバーグリス
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転ばぬ先の杖
転ばぬ先の杖ですよね、CPUが破損してからでは、遅いですよ。
今回試したのでは、ありませんが参考になれば、冥利に尽きます。
但し自己責任でお願い申し上げます。
追記
追記、7月18日
CPU放熱用シリコングリスを購入しました、これで梅雨明けの高温に耐えられるでしょう。
追記、8月23日
毎日の残暑の勢で、ファンの回転が若干多くなり音が気になりだしましたので、ファンと内部の清掃(綿埃状の塵)を除去して、前回の残りのCPU放熱用シリコングリスを少量追加塗布しました。