塙の天祭(はなわのてんさい)「那須烏山市」

   

栃木県那須烏山市(旧南那須町)の、塙地区の松原寺(しょうげんじ)にて、塙の天祭(はなわのてんさい)が2017年9月3日に行われます。

塙の天祭(はなわのてんさい)

那須烏山市の旧南那須町三箇は、大金地区からさくら市喜連川に抜ける県道222号沿いにあり、松原寺は、やや喜連川に近い位置に立地します。塙の天祭は、松原寺の境内で、行われます。

塙の天祭松原寺那須烏山市

案内地図

概要

国の無形民俗文化財に選択されている「塙の天祭」が2017年9月3日午前10:00から松原寺(しょうげんじ)境内で行われます。
この祭りは、出羽国出身の鳥海上人(ちょうかいしょうにん)が、高野山で修行を修め、郷里に帰る途中、この地で病に倒れたことから、当地に松原寺を開山、享保年間(西暦1716年~1735年が享保年間)に出羽三山を勧請しました。

その後、全国的に凶作が続き、農民は苦しんでいました、それを見た鳥海上人は遍歴の途々に聞き覚え、習い覚えた歌、踊りを農民に歌いながら踊らせ、人心に平安と士気を与え、苦境から立ち上がらせたことが、天祭行事と念仏踊りを伝えたのが始まりと言われ、神仏混交の祭りは非常に珍しいです。

祭りは日天、月天を中心とした諸処の神仏を勧請かんじょうし、神官・僧・行人によって各行事が厳かに執り行われます。
鉢巻浴衣姿の地元の子供達が、笛や太鼓に合わせ「綾竹あやだけ踊り」や「扇子踊り」を披露すると祭りは最高潮に達します。

かつては、毎年二百十日(9月1日)を中日として、二夜三日にわたって風雨順時、五穀豊穣を祈願し行われていましたが、現在は二百十日に最も近い週末(日曜日)に実施されています。

初日に大世話人の指揮のもと、松原寺境内に天棚を組み立てます。
翌日は行人が水みず垢ご離りをとり、神官・僧・行人が天棚に登り祈りをささげます。
その後、お囃子のリズムに乗り法被姿の子供たちが舞台に登場します。
太鼓や笛に合わせ、「綾竹踊り」や「扇子踊り」をダイナミックに披露します。
天棚上の祭り(神送り)の後、太鼓場で太鼓打ちの奉打ほうだ(ぶっきり)があり、翌週には天棚が壊されて祭りが終わります。

塙はなわの天祭データ

開催場所栃木県那須烏山市三箇1660(松原寺境内)
電話0287-88-6224 (那須烏山市文化振興課)
開催日時2017年9月3日(日曜日)
タイムスケジュール午前10時~ 打っ付け
午前10時30分~ 太鼓奉納
午前11時40分~ 天祭踊り奉納
正午~ 直会
午後3時~ ぶっきり・幣束納め

松原寺

開山は享保年間、開祖は鳥海上人、真言宗智山派の寺院です。

那須烏山市相元寺山門

本堂

那須烏山市相元寺本堂

大もみじ

那須烏山市相元寺大もみじ

松原寺データ

所在地栃木県那須烏山市三箇1660
電話0287-88-9236
称号松原寺
宗派真言宗智山派
駐車場あり
トイレあり

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