長堤八幡神社「栃木県益子町」

栃木県芳賀郡益子町長堤の、長堤八幡神社(ながつつみはちまんじんじゃ)の紹介です。

長堤八幡神社(ながつつみはちまんじんじゃ)

栃木県芳賀郡益子町の南部にあり、茨城県との県境近く、県道41号沿いの八幡池の南の坂道(約100m)を上がる途中のT字路を約100m西進する道路沿いに鎮座します。

案内地図

由緒

源義家奥羽鎮征の折、戦勝祈願地として西暦1063年(康平6年)に創建したと伝わります。
その後、西暦1189年(文治5年)、右大将源頼朝が奥州藤原泰衡追討として当地に至った時、義家の吉例にならい、領主宇都宮朝重に命じて長堤八幡神社へ戦勝を祈願させ、奥羽平定後に、境内に接続する地四八町歩の社領を寄進しました。
しかし、戦国の世になって、領地は武人に押収され、社運は衰退しました。
西暦1443年(嘉吉3年)に、宇都宮明綱によって再建するが、西暦1585年(天正13年)に焼失してしまいます。
現在の社殿は、西暦1703年(元禄16年)に、再建されたものです。
社殿はすべて欅材を用い、欄間は前面松、左側面親子獅子、右側面夫婦獅子の彫刻で飾ってあり、木鼻は唐獅子の彫刻で施され、向拝柱間には波形の彫刻を施した虹梁が渡されている華麗な社殿です。
棟木に「元禄十六年龍集癸吉辰田野別当清明山普門寺 第九世宗海奉行北条清安横塚喜左ヱ門」とあります。

様式
一間社流造、銅板葺
規模
桁行2.45m、梁間1.95m、軒高2.43m、
向拝1.89m

 

長堤八幡神社鳥居と参道

長堤八幡神社鳥居と参道

長堤八幡神社神楽殿

長堤八幡神社神楽殿

長堤八幡神社拝殿

長堤八幡神社拝殿

長堤八幡神社拝殿

拝殿の彫刻

長堤八幡神社本殿

長堤八幡神社本殿

長堤八幡神社データ

所在地 栃木県芳賀郡益子町長堤914
称号 長堤八幡神社
駐車場 境内又は、参道
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