荘厳寺「栃木県真岡市」

栃木県真岡市寺内の、天台宗荘厳寺の紹介です。

荘厳寺(そうごんじ)

真岡市第2工業団地の南の国道408号寺内東交差点から西進約1kmすると小高い大地の民家が点在する場所に立地します。

由緒

荘厳寺の創建は西暦832年(天長9年)慈覚大師円仁が開山したのが始まりと言い伝えられています。本尊は大師が唐の五台山より持ち込んだとされる阿弥陀如です。

来像で、大師自ら彫り込んだとされる観音菩薩像など多くの仏像を所持し、当初は妙法寺と称していました。

一時衰退しますが西暦1050年(永承5年)に堂宇など境内を再整備し中興開山し寺号も荘厳寺と改称しています。

西暦1501年の前九年合戦の折には源頼義が戦勝祈願し乱平定後、堂宇の造営を行い、奥州合戦の折は源頼朝が戦勝祈願し西暦1193年(建久4年)に社領を寄進したと言い伝えられています。

西暦1846年(弘化3年)と西暦1906年(明治39年)の火災により多くの堂宇や記録、寺宝などを失いましたが、山王神社や鐘楼門、不動尊堂などをはじめ、多くの建造物が残り文化財として指定を受けています。

山門

真岡市荘厳寺山門

本堂

真岡市荘厳寺本堂

鐘楼

真岡市荘厳寺鐘楼

不動堂

真岡市荘厳寺不動堂

山王堂

真岡市荘厳寺山王堂

庫裏

真岡市荘厳寺山庫裏

荘厳寺データ

所在地 栃木県真岡市寺内75
電話 0285-82-3982
称号 荘厳寺
宗派 天台宗
駐車場 あり
文化財
聖観音菩薩 栃木県指定重要文化財
金銅阿弥陀如来 栃木県指定重要文化財
阿弥陀如来仏頭残欠三片 栃木県指定重要文化財
本尊阿弥陀如来坐像 栃木県指定重要文化財
本尊脇侍不動・毘沙門二尊 栃木県指定重要文化財
阿弥陀・不動・毘沙門胎内納入文書 栃木県指定重要文化財
不動尊胎内納入文書 栃木県指定重要文化財
山王堂 真岡市指定文化財
頼朝公供養塔 真岡市指定文化財
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