茨城県古河市の、正定寺(しょうじょうじ)の紹介です。
正定寺(しょうじょうじ)
古河市は、茨城県の北部にあり、渡良瀬遊水池と隣接する、都市型の街です。
JR宇都宮線古河駅沿いに、中心市街地がありその西側の住宅街の一角に立地します。
由緒
西暦1633年、徳川幕府大老を務めた古河城主の土井利勝が開基しました。当誉玄哲(とうよ げんてつ)が開山にあたりまして、土井家歴代の菩提寺となりました。古河城観音寺曲輪の堀を挟んだ北側に隣接して、大手門に近い武家地に立地していました。
黒門
旧土井家江戸屋敷表門(黒門) 東京の本郷にあった旧古河藩主土井家の下屋敷表門を、西暦1933年に移築しました。古河市指定文化財になっています。
本堂の東側に、黒門があります。
本堂
現在の本堂は西暦1832年4月21日に、第11代古河城主の土井利位によって再興されました。
弁天堂
春日局が徳川家光より拝領して、堀田正俊が譲り受けたと伝わる開運弁女天などを収めた弁天堂が、本堂の東側にあります。
赤門
赤門は、第8代古河城主の土井利里が、西暦1775年に建立しました。
本堂の南側に赤門があります、こちらが正面なります。駐車場から撮影しています。
案内地図
正定寺データ
所在地 | 茨城県古河市大手町7-1 |
電話 | 0280-22-1273 |
称号 | 証誠山 宝地院 正定寺 |
宗派 | 浄土宗 |
古河市指定文化財 | 黒門 |
古河市指定文化財 | 土居家墓所 |
茨城県指定文化財 | 絹本着色土井利勝肖像画 |
古河市指定文化財 | 土井家遺品 |
駐車場 | あり |