栃木県さくら市上阿久津の、浮島地蔵の紹介です。
浮島地蔵
さくら市の南西部にあり、県道125号鬼怒川の東岸、上阿久津交差点と鬼怒川堤防路の間の住宅街の路地を北進、約400メートルの住宅地に立地します。
案内地図
由緒
鬼怒川沿岸の住人達は、洪水や水死などによる水難を恐れました。
それを救済して貰おうと、水神や地蔵などの民間信仰が生まれ、特に浮島地蔵が信仰されました。
どんな洪水にも流れず、浮いてその地にとどまり、救済する霊力があると言われたのが浮島地蔵です。
上阿久津の浮島地蔵は、鬼怒川の大水で思い石地蔵なのに浮きながら上阿久津に流れ着いたと言う伝説があります。
この地蔵の台座には、元文四年(西暦1739年)と刻まれています。
「八日念仏講中」「女人等現当二世安楽所」の銘文は、毎月8日に女性達が、念仏講を供養しました。
そのため現在では、小授け、安産、子育て、と女性に関係しの深い信仰になっています。
上阿久津浮島地蔵データ
所在地 | 栃木県さくら市上阿久津 |
称号 | 浮島地蔵 |
駐車場 | (スペースあり) |