200系ハイエースⅢ型(HID)のローダウンブロック装着車は必須アイテムです。
200系ハイエースのヘッドライトの調整機構は、Ⅰ型の初期型は、ライトを直接ネジを廻して調整しましたね。続いてⅠ型後期型(我がハイエース手作りキャンピングカー)はステアリングの右脇にダイヤル式の調整機構が装備されていました。Ⅱ型も同様にダイヤル式が装備されていました。
200系ハイエースⅢ型HID装着車
Ⅲ型のHID装着車には、オートレベラーザーの機構が付き、手動にてライトを調整しなくて済むように成りましたね。
何の改造もしないで、使用するのであれば何の問題も当然ながらありません。
ローダウンブロック装着車は必須アイテム
しかし、ハイエースは改造やドレスアップなどをして多くの方が使用されています。
以前に施工した時のことですが、息子のハイエースⅢ型ワゴンをローダウンしたいと言うので手伝って上げました。
ローダウンブロック1.5インチとフロント用ショートダンパー2本、フロント用バンプラバー・リバウンドバンプラバー、リアバンプラバーを購入して、自宅の庭で二人で2時間程度、換装しました。
HID装着車ですので手動調整機構が有りませんので、ヘッドライトがかなり下向きに成ってしましました。しかし、元に戻すのも大変なので、部品が届くまで、我慢して貰うことにしました。
自作しても出来ない事は無いと思いましたが、価格からすれば、購入したほうが良いと判断しました。
玄武 H.D.レベリングアジャスターハイエースⅢ型
購入品は、玄武 H.D.レベリングアジャスターハイエースⅢ型
ホーシング(後輪軸)に設置されているライトコントロールセンサーが車体後部の沈み込みを感知し、自動的に光軸を下向きにしてしまいます。
センサーリンクをダウン量に応じて設けた穴へ装着するだけで、下がった光軸を正常な高さに補正し、1.5インチ(37.5ミリ)~4.0インチ(100.0ミリ)までのローダウンに対応できます。
ローダウンブロックを装着することによりABSが効き過ぎるのと同じような現象が起きてしまうわけです。
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装着は、難しいことはありません、純正品を外して既存のボルトを再利用してローダウンブロックのサイズ指定の穴に固定すればできあがりです。スリムな方ならジャッキアップ不要で交換できます。
下の画像は、純正品です。長さが短くてアジャストする穴がありません。
玄武レベリングアジャスターを装着した画像です。
今回のローダウンブロックは1.5インチですので、一番上の穴を利用しました。
タイムラグにより誤動作防止
なぜ、バウンドしたときにセンサーに圧力が掛かり、誤動作しないかですが、ある一定以上の時間が過ぎないと自動調整しないような機構が組み込まれています。タイムラグを設けてチャタリング防止する機能ですね。
あとがき
この他に、ECUをリセットするやり方が、有りますがお勧めしません。迷走したらディーラーに依頼し書き換え(調整)をしなくては成らない場合があります。充分にお気を付けてください。