栃木県芳賀郡益子町大平の、鶏足山松林院安善寺、の紹介です。
安善寺(あんぜんじ)
益子町の北部にあり、国道123号小宅交差点(旧小宅小学校付近)を東に進み、地元では通称芳賀富士の名で呼ばれている大平山(約272m)の麓に立地します。
関連記事 船村徹氏提唱の山の日「芳賀富士登山2016益子町」
西暦1194年平家一族の肥後守 平貞能(たいらのさだよし)の公創建で、800年以上の歴史ある浄土宗のお寺です。
現在の建物は、本堂は江戸中期の建築で様式は、寄棟造り5間四面寄棟造りで、西暦1730年の再建で、西暦1981年12月15日に、益子町指定文化財となりました。
廊下は県内唯一のウグイス張りで、堂宇の斗栱(ときょう)、欄間、須弥壇(しゅみだん)等は江戸中期の特長を良く表しています。(京都の二条城が有名ですが、こちらのお寺にも存在します。生憎、関係者不在のため本堂内の拝観は出来ませんでした)
本堂の脇には、地蔵堂がありました。
シダレ桜
現在1.5m位の高さから3本に分かれ繁茂している。安善寺再建の際、記念として植えたものといい伝えられています。
追記、2017-04-16
2017-04-16のソメイヨシノは満開でしたが、シダレ桜開花状況は、ピークを過ぎて花びらが少なくなりました。
カヤ
本州関東以西から九州の山地に、他の樹木と混合してはえ、また栽培される常緑高木です。高さは20m、幹径90cmです。
樹皮は滑らかで灰色、若枝は緑色で後に赤褐色になります、小枝は三叉状になります。
葉は光沢があり長さ2~3㎝、螺施状またねじれた枝で、左右2列です。
花は晩春に咲きます。
種子は翌年晩秋に熟し食用や薬用となります、木材は碁盤や将棋盤に使用されます。
安善寺を再建した際、財力不足のため門を建てることができなかったので、その代わりに植えたものといい伝えられています。
樹皮は滑らかで灰色、若枝は緑色で後に赤褐色になります、小枝は三叉状になります。
葉は光沢があり長さ2~3㎝、螺施状またねじれた枝で、左右2列です。
花は晩春に咲きます。
種子は翌年晩秋に熟し食用や薬用となります、木材は碁盤や将棋盤に使用されます。
安善寺を再建した際、財力不足のため門を建てることができなかったので、その代わりに植えたものといい伝えられています。
春に来れば、良かったです、来春に咲いた頃追加投稿したいと思います。
所在地 | 栃木県芳賀郡益子町大平202 |
電話 | 0285-72-0128 |
称号 | 鶏足山松林院安善寺 |
宗派 | 浄土宗 |
益子町指定文化財 | 安善寺本堂 |
益子町指定文化財 | シダレ桜 |
益子町指定文化財 | カヤ |
駐車場 | あり |
周辺情報