200系ハイエースのスーパロングハイルーフのルーフ部分の洗車ワックスは苦労します。更に、バックドア水切り部分に溜まった砂塵や、緑色をしたコケが発生してしまい除去するのに苦労します。放置しておくと塗装を傷めるだけでは無く錆が出る可能性があります。
今回は、洗車時に使い古しの歯ブラシとタオルを使い除去しましたので、紹介させて頂きます。
ハイエースバックドア水切り清掃
200系ハイエースのスーパロングハイルーフ4WDの車高は、キャンピング登録した車検時に計測したところ2310mmありました。
この高さでは、大型の洗車機しか入れられません。大型用の洗車機はさほど綺麗にはならず、塗装面を痛めるリスクがあります。
乗用車用の洗車機では大きいサイズでも2200mmまでとなっており試しに入れて貰ったが、ぎりぎりで不安でした。難なく洗車できましたが、やはり手洗いが一番無難ですね。
洗車機ではバックドアの水切り部分までは綺麗になりませんし、手洗いで洗車ブラシなどを使用してもなかなか綺麗に砂塵などを除去するのは困難です。洗わない限り、水切り部分に蓄積した砂塵や緑色をしたコケは自然に排除出来るのは少ないと思います。
そこで、今回は使い古しの歯ブラシとタオルを使用して、綺麗に除去しましたので、説明させて頂きます。
水を流して十分湿らせてから使い古しの歯ブラシとタオルを差し込む
バックドアの水切り部分は、オープンにした状態では開口部のゴムパッキン側がわずかに隙間が出来ますが、ボディー側はドアの縁に邪魔されて手指が入りませんね。
バックドアを閉じた状態でボディーとドアの隙間へ使い古しの歯ブラシとタオルを差し込み除去します。
洗車時に、十分に水を流してバックドア水切り部分に水を染み渡らせ、砂塵を浮き上がらせるようにしてから開始します。

ハイエースのバックドアと水切りに溜まった砂塵とコケ
水切り部分に砂塵が溜まり緑色のコケが発生してしまいました。我が家では屋外駐車のため緑色のコケが発生しやすいです。

ハイエースのバックドアと水切りを歯ブラシで清掃中
ボディー側と開口部のゴムパッキン側の壁面は使い古しの歯ブラシで除去できます。しかし、底面はブラシ部分が役目を果たしません。
底面は、タオルを水切り部分に入れて歯ブラシの柄で擦りつけるようにして、除去します。ボディー側の縁とバックドア側の縁に歯ブラシの柄が接触しないように注意が必要です。塗装を傷めまてしまう可能性があります。

ハイエースのバックドアと水切りを歯ブラシの柄とタオルで清掃中
液体ワックス(リンレイ水垢一発)を掛ける
一通り、砂塵や緑色のコケが除去できたら、液体ワックス(リンレイ水垢一発)を掛けました。先ほどのタオルとは別なタオルと使い古しの歯ブラシを使用してワックスを掛けながら水垢などこびりついたものを除去して行きます。

ハイエースのバックドアと水切りを歯ブラシの柄とタオルでワックスがけ
ワックスの粉を拭き取る
暫くして、ワックスが乾いたら、上述と同様に使い古しの歯ブラシとタオルを使いワックスの粉を拭き取ります。

ハイエースのバックドアと水切りを歯ブラシの柄とタオルでワックスがけ完
見えづらいところは塗装が薄いのでケアが大事
ボディよりも入念にワックスを掛けました。納得行く仕上がりになりました。しかしながら、メーカーは見えるところだけ塗装は厚いが、見えづらい溝部分はボディーより塗装が薄くて、下地のサフェーサー色(グレー)になっています。こまめにケアしないと塗装ハガレやさびが発生する可能性が出てきます。

ハイエースのバックドアと水切りを歯ブラシの柄とタオルで清掃完了
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