茨城県筑西市森添島の、正法山観音院の紹介です。
正法山観音院
筑西市の北西部にあり、県道204号沿いの工業団地の東側に、立地します。
由緒
天台宗安楽院の支院で別名「律院」と言い、檀家を持たない寺院です。
西暦1810年代(文化年間)火災に遭い消失しましたが、西暦1862年(文久2年)井沼村の旗本鵜殿氏の命で、住職の妙運和尚が現在地に建立しました。
本堂
本堂は方形造(ほうぎょうづくり)木造平屋瓦葺で、主に欅材を用い、桁行五間、梁間五間、前面二間を外陣、奥三間を内陣としますが結界には建具を入れていません。
庫裏
境内にご婦人(住職夫人)がいましたので、拝観のご挨拶をしたところ、住職夫人のご友人と今からお茶を飲むので、一緒にどうかとの誘いを受け、喜んで頂くことにしました。
気さくで、お話のお好きな方で、色々な事をお伺いできました、檀家を持たないでどうやって維持するのかと良く聴かれるとか、さくらの開花時期は、大勢の見物客が来るとか楽しく過ごせました。
そして、お茶を頂いていると、灯油ストーブの上に鍋があり、良い香りを漂わせています。
そして、そろそろ出来たから、食べなさいとだしてくれました、しかも大盛りです。
ぶりカマを柔らかく煮込み、フワフワにとろけるような食感に仕上げ、薄めの味噌は素材の風味を壊さない絶妙な味付けでした、この年になるまで、この味のぶり大根を食べた記憶がありません。
住職夫人大変ありがとうございました、また寄りなさいと言われて嬉しくなり、お暇しました。
観音院データ
所在地 | 茨城県筑西市森添島1107-1 |
電話 | 0295-24-4081 |
称号 | 正法山観音院 |
宗派 | 天台宗 |
駐車場 | あり |