栃木県芳賀郡茂木町の河合地区の河井八幡神社(小家台城跡)の紹介です。
こやんだい、と読みます。これを読めるのは、地元民か関係者ですよね。
河井八幡神社(小家台城跡)
茂木町の中心市街地から、北東部の栃木県道27号の、中川中学校のT字路を南方向に曲がります。すると狭い道ですが、木漏れ日がふり寒さが身に染みます、それにしても茂木町の山中は寒いです。高度を少しずつですが、上げっていますからね。
峠付近のトンネルの北側の狭い道(コンクリート舗装されています)から山中に入ります。地図上ではツインリンクもてぎの北ゲート前にわりと近いのですが、道程は結構あります、道幅が狭くて急カーブの連続です、脱輪しそうです。二輪車か軽トラックでしか困難と思われます。(歩いて行くよりは良いですが)
見えづらいですが、かなりの高低差です、落ちたら来年のお祭りまで発見されないと思います。
標高は、254.3mです、風がありますが日差しを受ければ、温かいです。
ツインリンクもてぎの北ゲートがまで近いので、爆音が耳元で鳴るかのように聞こえて来ます。
石段を上り、拝殿前に到着しました、愛犬は相変わらず元気です。
拝殿右側の遺構が見て取れます、自然の地形を生かした、断崖絶壁の城郭です。
拝殿左側の遺構は、急すぎて落ちたら大変です。
侵入防止の、網のフェンスで囲われていますので、編み目にレンズを、入れて撮影しました。(いつも言いますがコンデジでは、伝わりづらいです)
立派な本殿です、囲われていますので暗がりにフラッシュ撮影しましたから、白くてできたての白木の様に写りましたが、こんなに白くは有りません。
河井八幡神社由緒
創建は、西暦757年2月15日と言われています。
源義家(八幡太郎義家)奥州征伐の時に、八幡山に布陣して、戦勝祈願の信仰により、社殿を再建したと伝えられています。
その後、幾度かの社殿改修をしましたが、西暦1858年の山火事で全焼してしまい、西暦1860年に再建された本殿は、小規模ですが、四面上下至る所に彫刻を施し、向拝柱のある巻き付け、柱の地紋彫りなど彫刻で埋め尽くされている、貴重な建造物です。
あとがき
仮に、文化財の審査員にだったら、国宝に推薦したいと思いますよ。数多く国、県、市町村の指定文化財を拝見しましたが、なぜ埋もれているのか、理解できません。
年代の相違があるのでしょうが、興味のある方はぜひご覧ください。
ただし自己責任で、下の通りから徒歩での、拝観をお願いします。
駐車場所は、トンネル付近の広い路肩に駐車可能です。