昨日は湿度が更に暑さを、倍増している如く残暑が厳しかっですね、暑い最中に城跡と神社仏閣を巡っきました。
宗光寺(天台宗)
栃木県真岡市(旧二宮町)長沼地区の真岡市立長沼中学校の東側にあります、付近の道路は、狭くて走りづらいです、通常学校の付近は広い道が多いですがね。
848年に自覚大師により創建されました、そのご繁栄衰退を経て1190年に源朝公により再建されたとの事です。
宗光寺の伝説
天海僧正が住職をしていた事がある格式の高い寺です。むかし(寺から1km)砂ヶ原(いさがら)に久右ヱ門という大悪人が住んでいましたが、悪運が尽きて死にました、村人達が宗光寺に葬る事に成りましたが、葬式の途中に晴れていた空が急に暗くなり、紅白二匹の鬼が表れ、久右ヱ門の死体を奪おうとしました。
これを見た、住職は真言を唱えつつ独鈷(どっこ)をもって鬼をたたき落としたという伝説があります。
山門
立派な門の奥に本堂が見えるのですが、コンデジでは表現できませんね。
宗光寺本堂
格式が高いのが解ります、立派な本堂で拝観料無料は申し訳ないですね。
観音堂
本堂の西側には、観音堂があります。
鐘突き堂
本堂の南東の広場の北面に鐘楼(鐘突き堂)があります。
阿弥陀堂
阿弥陀堂は鐘楼から南東にありす。
長沼城跡
長沼城は、宗光寺隣接の長沼中学校の北側にあっと言うことですが、平地の城郭が無事でいられるわけがなく、農地になっています。
この宗光寺も初期の長沼氏の居館であっと言う資料があります。
寺周辺地区には、舘ノ内、宿の内、道生、東北門、西木戸、南宿、北宿などの地名が残っています。
長沼氏は小山正光の次男、宗政が鎌倉時代初期に興した家であり、この一族が須賀川の長沼城を築き、皆川氏に発展しました。
長沼氏本家は、この城に住むが、12大成宗の時代に、古河公方成方に味方したため上杉氏に攻撃され1471年に滅亡しました。