シュウカイドウの花・寺山観音寺「栃木県矢板市」

栃木県矢板市長井の寺山観音寺でシュウカイドウの花が開花しました。
シュウカイドウはベゴニア属の多年草で淡いピンクの花です、松尾芭蕉の俳句にも秋の季語として詠まれています。

寺山観音寺では、数年前に境内に自生していた花を、隣の杉林に移植したら、年々広がり10万株を超えたと言います。例年より早い開花だそうですが、今月いっぱい見ることが出来るそうです。

シュウカイドウ

シュウカイドウ

寺山観音寺

寺山観音寺

杉と檜の木立の中かの狭い山道を抜けると、寺山地区の民家と寺山観音寺が現れました。

寺山観音寺石の太鼓橋

寺山観音寺石の太鼓橋

石の太鼓橋には、普段日当たりが有るであろうと思われますが、苔が付着していました。

寺山観音寺緑の苔に覆われた参道

寺山観音寺緑の苔に覆われた参道

山門手前の石段

山門手前の石段

山門手前の石段には、苔が密集して付着していました、湿度が多いですが、とても涼しく感じ、俗世から離れた異空間に感じます。

山門手前左側のシュウカイドウ

山門手前左側のシュウカイドウ

山門手前の左側に咲くシュウカイドウです。

山門手前右側のシュウカイドウ

山門手前右側のシュウカイドウ

山門手前の右側に咲くシュウカイドウです。

本堂の左側に咲くシュウカイドウ

本堂の左側に咲くシュウカイドウ

本堂の左側にも咲くシュウカイドウです。

本堂裏のシュウカイドウ

本堂裏のシュウカイドウ

本堂の裏に咲くシュウカイドウは、杉の大木の間に可憐に咲く渡ります、暗さを感じる程の、森は数多くの石灯籠が配置されていて、わびさびを感じ物思いにふけり、暫し佇み日頃の雑多な気持ちをクリアに出来たような気分です。

本堂東のシュウカイドウ

本堂東のシュウカイドウ

本堂東側に咲くシュウカイドウ、苔が密集している様子が、コンデジでも確認出来ます。

 

9月18日(日曜日)には、シュウカイドウまつりが開催されます。

正式名称 与楽山大悲心院観音寺
所在地 栃木県矢板市長井 栃木県矢板市長井1875
電話番号 0287-44-1447
宗派 真言宗智山派
本尊 千手観音菩薩(国重要文化財)
創建 西暦724年
寺山観音寺山門

寺山観音寺山門

 

木造千手観音 木造千手観音坐像(中央) 像高101.6cm
両脇侍像 木造不動明王立像 像高119.5cm
木造不動明王立像 像高114.3cm

 

栃木県指定有形文化財

 

木造二十八部衆立像 像高約80cm
木造行縁僧都坐像 像高84cm
銅造大日如来坐像 像高115cm
銅造千手観音坐像 像高36cm
木造風神・雷神像 風神像高66cm・雷神像高68.3cm

 

栃木県指定天然記念物

大銀杏

大銀杏

観音寺大いちょうは推定樹齢350年の巨木です。

 

 

杉の一本道を抜けると、里山の集落にたどり着き、静かな中にきれいな苔のある寺。
「木造千手観音菩薩坐像」(国指定重要文化財)は秘仏とされ、60年に一度開帳。一般に見学できる指定文化財は、銅像大日如来坐像(県指定有形文化財)、観音寺のイチョウ(県指定天然記念物)。
イチョウの足元には「ゆうれいの腰掛石」という苔生した石があり、不思議な空気が漂う。

寺山の七不思議の一つ「霊湯」は実は寺山鉱泉。
他にも6つの「不思議」がある。
静かに、風の音と苔のにおいを感じながら、散策してみたい。 (矢板市HP)

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