ハイエースで激安ドライブレコーダーを検証実験

最近巷では、流行の激安のドライブレコーダー(3500円送料込み)を購入して、我がハイエースに取付て実際に使えるのか試験しました。(8月中旬に購入)

ドライブレコーダー

実勢価格は、1万円前後が、売れ筋とか良く聴きますが、最低価格帯で実際の使用をして、どのくらいの差が出るのか実験しました。

某有名ネットサイトで、一番安い物で売れ筋を検索すると、3000円送料込みがありました。それでも良いのですが、Gセンサー搭載(衝撃感知機能)衝撃を感知すると自動ファイル保存機付きを選びました。

ただし、記録メディアは別売につき、32GBのマイクロSD(1080円送料込み日本メーカーの海外生産品)を購入しました。

取付とセットアップ

本来であれば、付属電源ケーブルを隠ぺい配線にするべきですが、使えるかどうか、またどの程度の解像度があるのか、未知なのでとりあえず仮設としました。

電源ケーブルは、シガーソケットに差し込み本体側のUSB-B(小)に差し込むだけですから、作業らしい作業ではありません。(すでに使用している場合は分岐用のソケットが必要です)

電源を入れて、セットアップするのですが、マイクロSDを差し込んで見ると、撮影開始しました。あれまセット無しで稼働?でしょうか。

説明書を読みますと、デフォルトの設定が、出荷時にセットされていました。余計なカスタムは、この際不要と考え、デフォルトで使用することにしました。

解像度昼間

昼間の画像は、若干露出オーバーしているようです。

ドライブレコーダー昼間(午前7時半)

ドライブレコーダー昼間(午前7時半)

午前7時半頃にして、この露出です、昼間の良い天気ですと更に、明るくなります。信号の色は、確認出来ますが、車のナンバープレートの文字は確認出来ません。

解像度夜間

夜間の画像は、反対に暗くて、見えづらいです。

ドライブレコーダー夜間

ドライブレコーダー夜間

信号の色は、確認出来ますが、昼間と同じく車のナンバープレートの文字は、確認出来ません。

一応、起動並びに、記録は出来ました。ラジオショッピングなどで販売セールスしている物でしたら、ナンバープレートが確認出来るのでしょうがね。

不具合発生と対処

1ヶ月程度、使用していると、ある日突然勝手に、電源OFFしてしまうようになりました。次の信号待ち中に、起動SWを押して再起動させます、その後1分程度で、電源OFFしていまうの繰り返しをするようになりました。

電源系に異常があれば、再起動出来ないはずです。しかし疑いはゼロではありません、レコーダーにケーブルを2周ほど巻き付けて、下方向に掛かる負担を減らして、様子を見ました。

それでも、相変わらずの1分でOFFです。通常はこれで廃棄処分になるところでしょうが、更に実験を続けました。次に、出来そうな対処は、マイクロSDの接触不良が疑えます。通常のSDカードのソケット(コネクター)は、深く押して装着でき、更に押すとバネ機構により、飛び出して外れますよね。

実は、このソケットバネ機構があるにはあるのですが。最後まで行くところまで押して、止まったところで、装着完了としていましたが、2mmから3mm程度のギャップがありました。どの範囲で使うのか不明です、押しすぎていたのかと思い2mm程度バックした状態で装着位置決定しました。(指先で引っ張って)

それで、検証実験開始し、現在に至りますが、一度も不具合は再現していません。

結果、マイクロSDの装着位置のミスが原因と言うことになりました。

トラブルシューチングの鉄則

工場などの設備トラブルで、出張した際鉄則は、まず症状(状態)を把握するそして、症状がその場で再現できるか、出来なければ質問である程度把握する。何通りかの修理方法を提案して、一度にそれを実行しない。一つずつつぶしていって、直すのが鉄則です。一度に行うとどれが正しかったか、不明のままになります。たとえ直っても次に繋がらない(成長しない)。

あとがき

これから、ドライブレコーダーの購入検討中の読者の皆様は、これと同じ物よりも、1万円前後の価格帯を検討した方が良さそうです。

安物買いの何とかになります。

//自動広告 //手動広告