茨城県結城市上山川の諏訪神社の紹介です。
諏訪神社
茨城県結城市は、茨城県の中西部にあり栃木県との県境に立地します。
結城市の諏訪神社は、市の中南部にあり中心市街地から南に進み、県道20号沿いに立地します。
由緒
創建は、西暦940年藤原秀郷が天慶の乱(平将門の乱)の先勝祈願のために信濃諏訪大社より諏訪大明神の御霊を当地に招いたのが、始まりと言われています。
現在も毎年1月27日に行われている弓引きの神事は、この故事ににちなんだものだそうです。
西暦940年2月14日の戦で平将門は討ち死にし、天慶の乱は鎮圧されました。鎮圧の功績により下総・下野両国の守護となった藤原秀郷は、諏訪大明神に戦勝を感謝して矢を奉納し神田などを数多く寄進したとつたえられています。
また、勝負の神様としてもしられています。建御名方神(たけみなかたのみこと)は国体神一の武神であり、当地で藤原秀郷を始め多くの武将に勝利をもたらした、勝負の神様として熱い信仰をあつめています。
鳥居
約200メートルと長い参道は、落ち葉が一面に引き詰められていて、じゅうたんのようでした。しかし社殿と駐車場とは、反対側のせいか人の往来はほぼ無いようで、所々蜘蛛の巣が張っていました。
神楽殿
毎年4月3日の神武祭では、五穀豊穣・安寧を祈願して、諏訪神社太々神楽(だいだいかぐら)が行われ、茨城県指定無形文化財に指定されています。
天満宮
社務所
立派な社務所です。
本殿
案内板には、室町時代に再建、結城市指定文化財と記載されています。
勝負岩
勝負に勝つ!諸願成就の岩だそうです。
諏訪神社データ
所在地 | 茨城県結城市上山川161 |
電話 | 0296-35-6007 |
称号 | 諏訪神社 |
茨城県無形文化財 | 太々神楽 |
結城市指定文化財 | 諏訪神社本殿 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |