栃木県下野市小金井の金井神社の紹介です。
金井神社
下野市(旧国分寺町)のJR小金井駅から国道4号にて北進して、約1kmに立地します。慈眼寺に隣接して鎮座します。
由緒
西暦1754年(宝暦4年)に現在地に遷座し、小金井宿本陣(慈眼寺)隣りの鎮守として発展しました。社名の金井には、黄金の湧き出づる井戸の意があり、また願いが叶うに通ずる縁起の良さがあると言われています。
鳥居
拝殿
本殿
本殿の建築様式は、1間社三方入母屋造りと言い壁面には透彫りや丸彫などの立派な彫刻が施されています。
この彫刻は江戸時代の1800年代製作と考えられ、作者は磯部氏系統の彫刻師であると考えられています。
本殿の素材には欅が用いられており素木造(しらきつくり)で色彩はありません。
屋根は、栩葺き(こばぶき)で壁面には当時の人々の名が刻まれていました。両側には彫刻の施された脇障子が付いています。
御本殿は、下野市の文化財に指定されています。
金井神社データ
所在地 | 栃木県下野市小金井1-26-16 |
電話 | 0285-53-1927 |
称号 | 金井神社(かないじんじゃ) |
駐車場 | あり |