栃木県芳賀郡益子町益子の、真岡鐵道の益子駅の紹介です。益子町では、地域の隠れた史跡や風習などに光を当てるため「ましこ世間遺産」と称して、認定を2017年から行っています。真岡鐵道の益子駅は、9番目の認定になります。
益子駅
益子駅は、西暦1913年(大正2年)官設鉄道真岡軽便線益子駅として開設しました。現在の駅舎は、西暦1998年(平成10年)3月に旧駅舎が老朽化したため改築されました。西暦1999年(平成11年)に、関東の駅100選に選定されました。主な選定理由は、「焼き物の街に配慮した瓦屋根の駅舎にツインタワーをシンボルとした斬新な駅」と言われています。
鉄道は、人や沢山の品物も運び、益子焼も大量に運んでいた時代もありました。益子の発展に欠かすことのできない役割がありました。旧益子駅は、益子町で初めての洋式水洗トイレがあったところとも言われており、時代の最先端を担っていました。
西暦2000年(平成12年)に、駅前のロータリーに、ハンガリー出身の彫刻家ワグナー・ナンドール氏がデザインしたモニュメント「アローム・夢」が設置されました。益子駅は益子町のシンボル的存在です。
案内地図
メインとなる隣町の真岡市の真岡駅から終点の茂木駅に向かい、北真岡駅・西田井駅・北山駅、と続いて4番目の駅になります。
真岡市方面からですと国道294号と国道121号の供用区間の益子駅西入口交差点を直進歩行に進み、踏切を左折(北進)すると駅が立地します。
益子駅舎
画像左端に見える車が駅の駐車場になります。
真岡鉄道益子駅データ
所在地 | 益子町益子1591-2 |
名称 | 真岡鉄道益子駅 |
駐車場 | あり(西側)無料 |
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