栃木県芳賀郡益子町益子の、真岡鐵道小貝川橋梁の紹介です。益子町では、地域の隠れた史跡や風習などに光を当てるため「ましこ世間遺産」と称して、認定を2017年から行っています。真岡鐵道小貝川橋梁は8番目の認定になります。
真岡鐵道小貝川橋梁
現役最古と言われる、ポニーワーレントラスの橋梁です。イギリス積みの煉瓦橋脚で形成されていて、わが国の鉄道の草分け的存在を伝える歴史遺産となっています。西暦2011年(平成23年)土木学会選奨の土木遺産に認定されました。西暦1894年(明治27年)英国の鋼材会社 パテントシャフト&アクスルトゥリー で製造され、日本国内の幹線鉄道で使用されていたものを、西暦1913年(大正2年)に転用移設され現在も現役で使用されています。
煉瓦積みの橋脚は、西暦1938年(昭和13年)の水害を期に約1mコンクリートで嵩上し修復されました。
案内地図
益子町内を流れる小貝川親水公園の南側に立地します。真岡鐵道益子駅から真岡市方面に抜ける国道121号の東のT字路を南進し、突き当たりの西進約50mに小貝川親水公園があります。駐車場トイレ完備です。橋梁ならびSLをご観覧ください。
橋梁(真岡鐵道鉄橋)
2018年1月28日、積雪の後のSLを撮影しました。
真岡鐵道小貝川橋梁データ
所在地 | 栃木県芳賀郡益子町益子1348-1(小貝川親水公園) |
名称 | 真岡鐵道小貝川橋梁 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
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