栃木県栃木市都賀町家中の、下野国鷲宮神社(しもつけのくにわしのみやじんじゃ)の紹介です。
下野国鷲宮神社
北関東自動車道の都賀インターチェンジの南東にあり、東武日光線の家中駅入り口の県道295号を、約2km東の通り沿い(若干南)に鎮座します。
由緒
西暦808年(大同3年)に創建、最初は思川の側にありましたが、再三の洪水の為、朱雀天皇が西暦931年(承平1年)現在の地に遷宮した言われています。
古くから「咳き止めの神様」として信仰を集め、昔鎌倉幕府2代将軍源頼家公が百日咳に罹った際には、心配した二位尼君(北条政子)が卵と鶏肉を断って当社に祈願したところ、たちどころに回復したという言い伝えられています。
地元では、お酉様の愛称で呼ばれているようです。
強卵式
毎年11月23日に、鷲宮神社では、頂戴人が山盛りにした卵を残さず食べろと責められます。
頂戴人たちはどんなに責められても卵を口にせず、「有り難きこの卵は神様にお供えいたします」といって辞退します。
その心掛けを良しとして、天狗たちが鷲宮神社の神様にご報告を申し上げるというあらすじです。
鷲宮神社へ御参りをする時、特に御祈願をする時には鶏肉や卵を断たなければならないという故事に因んだ儀式です。
この故事を、もっと広く知ってもらいたいという願いから行われるようになりました。
駐車場から撮影しました、道路を挟んで南側に、広い砂利の駐車場があります。
拝殿
神楽殿
本殿
囲いがないと良く拝観できます、素晴らしい彫刻です。
下野国鷲宮神社データ
所在地 | 栃木県栃木市都賀町家中451-2 |
電話 | 0282-27-1419 |
称号 | 下野国鷲宮神社(しもつけのくにわしのみやじんじゃ) |
駐車場 | あり |