栃木県河内郡上三川町(かみのかわ)しらさぎの白鷺神社紹介です。
白鷺神社
上三川城は上三川町の中心部の県道35号沿いに鎮座します。
由緒
西暦783年(延暦2年)、疫病が大流行した時に、文野高島国守平松下野守が日本武尊(やまとたけるのみこと)の神託によって、疫病退散の祈願のため一祠を建て、祀ったのが始まりと伝えられています。
日本武尊は、代十二代景行天皇の御子として、日本が一つにまとまり、豊な国となるよう全国を旅されたと言われています。
人々の平安を祈りながらの旅であり、命がお亡くなりになられた後、白鳥と化して飛び立ったことから、白鳥が飛来し、人々の生活を見守った話など、命に関する話は数えきれないほど伝えられています。
西暦1249年(建長1年)、横田頼業が上三川城を築城した時、宇都宮の二荒明神の祭神 豊城入彦命を勧誘して相殿に祀りました。
西暦1380年(康暦2年)小山義政が上三川城を攻めた時、明神の森に群れて飛交う白鷺を多くの旗と見誤り、戦わずして退去し、その時より、白鷺明神と云われるようになったとの逸話が残っているそうです。
西暦1989年(平成1年)より大改修事業を行ない、3年後の秋には、御本殿改修を始め、拝殿・神門・手水舎・社務所等の新築、及び境内の整備が完成し、白鷺神社の名に相応しい、優雅で荘厳なご神域となりました。また、西暦2003年(平成15年)には鎮座1220年を迎え、記念事業として「
」「翔舞殿」を奉納致しました。
鳥居
楼門
平和の剣
拝殿
本殿
白鷺神社データ
所在地 | 栃木県河内郡上三川町しらさぎ1丁目41−6 |
電話 | 0285-56-4553 |
称号 | 白鷺神社 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |