栃木県芳賀郡芳賀町祖母井(うばがい)の、姥が池(うばがいけ)の紹介です。
姥が池(うばがいけ)
芳賀郡芳賀町の中心街祖母井(うばがい)に鎮座する祖母井神社の東方向に数百メートルに立地します。
現在は、姥が池ロマン公園として、整備され夏場は涼を求める付近住民が、散歩などを楽しんでいます。
祖母井(うばがい)の由来
芳賀町祖母井の東台地の麓に位置するこの地一帯は、4000~5000年前(縄文時代中期~主体に後期まで)弁天池(現在の姥が池)遺跡地であり、産土の森であり、そして泉がありました。
この姥が池は清水が年中かれることなく、またその水量も一定して増減がない安定しています。
この清水は、室の八州をかたどった堀筋によって流出し、近隣住民の貴重な灌漑用水として利用されてきた。
そのため、古くから尊崇の聖地とされ、祖母井神社もこの地より遷宮されたものであって、「下宮姥が池霊地」となっています。
また、言い伝えによれば、日光開山の名僧勝道上人の姥がこの地に往し、上人誕生の際の産湯にこの霊水が使用されたと語り継がれており、祖母井の地名もこれに由来すると言われている。
後代、西暦1933年(昭和8年)、大衆文学の先駆者の一人でもある硯友社同人江見水蔭が、近くに居を構えて悠々自適の生活を送っていた時、学友の平石姥泉を尋ね、この地で詠んだ歌碑が敷地内に建っています。
姥が池データ
所在地 | 栃木県芳賀郡芳賀町祖母井1622 |
電話 | 086-677-6018 芳賀町商工観光課商工観光係 |
名称 | 姥が池ロマン公園 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
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