ハイエースショクアブソーバー交換手順「注意点」

      2017/05/24

ビルシュタインショックアブソーバー(ダンパー)から純正ショックアブソーバー(ダンパー)に変更しました。

先日タイヤローテーションの際に交換をすれば良かったのですが、天候不順のため断念してしまい、その後、足回りから異音発生、走行中に挙動を替えたり、荒れた路面や舗装の継ぎ目などに、ギコギコしはじめ、昨日からゴゴ、バキなどの金属音が混じりとても安心して乗れる状態では無くなりました。

ビルシュタインショックアブソーバー(ダンパー)

ビルシュタインウレタンブッシュのクラック

 

前回タイヤローテーション時に撮影した画像です。ビルシュタインショックアブソーバー(ダンパー)の軸側のブッシングにクラックが入り、破壊されている状態がお解り頂けるでしょうか。

これでは、何時飛び散るか解らない状態ですね。この時取り替えれば、良かったです。

一般的にゴムブッシング

通常のブッシングは、ゴム質の材料を採用されていますが、使用していたビルシュタインの特別バージョンのウレタンブッシング仕様なんです。ゴム系よりも硬質で歪まないので、シビアな動きが可能との触れ込みですが、ハイエースにはどうでしょう?少し疑問です。
因みにレーシングマシンなどは、ブッシングは使用せずにピローボールで正に歪みのないピーキーな動きが可能になります。

異音発生の原因

そして、昨日からの異音賑やかで、乗れた物じゃありません。

ビルシュタインウレタンブッシュの破損して飛び散る

異音発生の原因はウレタンブッシングが、破損して飛び散り金属同士がこすれて、賑やかに成りました。

外し手順

早速、交換作業に取りかかります、上側(軸側)のナットを外すのですが、純正品と違い緩めるときに軸が一緒に回ってしまい押さえるような仕様に成っていません。

純正品は、ケーシングを押さえるか、ネジの先端が削ってあるのでスパナ(14mm)やペンチで押さえてナットを緩める事が出来ます。

ビルシュタインナット外しはニッパーで押さえる

砂や誇りを取り除き、防錆剤のスプレーを塗布して暫し待ちます。後にネジの谷をニッパーで挟んで押さえます。こうすることによりネジ山を傷つけることなくナットを外す事が出来ます。

ビルシュタインナット下側のボルトを抜く

後方がナットなので、ナット側を緩めます、ボルトの頭側は、押さえる程度にします。ラチェットレンチと17mmのボックスレンチとテンションロッドが必要です。キャリパーに手を挟まないように注意しながら緩めます。フルードのニップルには細心の注意が必要です。当てると破損します。

ナットが外れたら、ドライバーをボルトの先端に当て軽くゴムハンマーなどで叩いて出します。

マイナスドライバーを下の受け台に入れて、てこの原理で外側に押し出せば、地面に落ちて外し完了です。

傷んだウレタンブッシング

ビルシュタインナット下側のブッシング

ハブカラーとウレタンブッシングの間に1mm程度の隙間が出来ています。だいぶ減りましたね、これも多少の異音を発生させていたと思います、それにこれだけ隙間があると、振動が増幅され常に荒れた路面の振動を体に感じる状態になっていたことでしょう。

ビルシュタインと純正品

黄色いビルシュタインと黒い純正品

黄色い方が、ビルシュタインです、黒い方が純正品です。ブッシングのみ取り外して、ビルシュタインを装着して戻そうとしましたが、ゴムブッシングが外れません。誠に残念ですが、純正品を再装着します。

丈夫なビルシュタイン

外してから、抜けていないか確認すると、地面に軸を当て体重を掛けても、新品の時とさほどの変化はありません。全体重に近い重量でやっと沈み込む硬さは健在でした。50kgf程度の反発力は維持している模様です。因みに純正品は両手で押さえて軽く縮みますので5kgf程度しかなさそうです。

ローダウン車などのショックアブソーバー(ダンパー)の寿命は数万キロメートルですが、長持ちしていますよね、100000キロメートル走行しても、抜けていません。

なぜ、数万キロで抜けるか、それはセルフで装着してないケースが多く、バンプラバーなどのやトーションバーの調整なと都度細かく設定や改良を要しますが、業者に都度依頼するのは金額の面で難があり初期状態で走行すると不具合が生じますね。一番の原因は底突きですよね。

純正品装着手順

純正品を装着するのは、楽に出来ます。上側のブッシングと平座を先に入れてからベースに突き刺します、続いて延びた状態ですので、片手でシリンダーケースを上方向に持ち上げてベースに乗せます。

注意点、純正品の平座には2枚ずつ種類の異なる物が使用されています。

ショックアブソーバー上側の平座のセット位置

出っ張りのある平座が固定ベースの穴に入りハブカラーの役目をしますので、正しく装着しないとずれてしまいます。

続いて、ボルトを入れますが、すんなりは入りません、少しもと上げないとベースの穴とハブカラーがずれています。マイナスドライバーを差し込んでテコにして持ち上げます。

ショックアブソーバー下側ボルト差し込み

ゴムハンマーで、軽く叩けばすんなり入ります。ナットを締めれば下側は完了です。

上側の、ベース上部用のブッシングを入れ平座を入れてナットを廻します。ケースを片手で押さえれば、軸が供回りしないで容易にナットを締められます。最後に安全の為に軸先端をペンチで押さえて14mmスパナで締め付けます。

ショックアブソーバー上側のナット締め付け

同様に左右の、交換作業を行いました。掃除したり、防錆剤の塗布後の休憩時間を除いて2本で1時間弱でした。

別手順

下側を固定してから、上側を固定しても作業できます。むしろ純正品の場合は、下からの方がやりやすいかと思います。あえて今回は下側を後にしました。

業者の工賃

因みに、業者に依頼すると、その店舗で購入の場合で、1本5千円程度で持ち込みは嫌がりますが、受け入れてくれる店舗で1本1万円が相場のようです。セルフで施工すれば楽しく過ごせてただです、こんな楽しい事をしてですよ。

トルクレンチは必須

そして、タイヤを装着します、必ずトルクレンチを使います104nmで締めました。シビアな乗り方しないのでこの程度で充分です。因みにランクルなどクロカン車は120nmが望ましいようです。

あとがき

片付けをして早速、インプレしますが、何とも柔らかい、良く言えば「まろやか」「マイルド」違うんだな、マイルよりワイルドが良いです。頼りっけがないと言うのかな、慣れたビルシュタインの感覚には遠く及びません。

ビルシュタインの形状に合うブッシングを、入手して早く再装着したいですね。

ビルシュタインを再装着するときは、純正品のように手で縮められる程の反発力では無いので、別な方法で装着します。

 

 

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