前回、5月にビルシュタインショックアブソーバー(ダンパー)のウレタンブッシングが、破損してしまい、新車装備品の純正に仮戻しをして、その後7月にウレタンブッシングを新品に交換しましたが、夏の間の炎天下での作業は、控えていたので今頃になってしまいましたが、秋の爽やかな良い天気になりましたので、再装着作業をしました。
ショックアブソーバー(ダンパー)交換作業手順
ジャッキupをして、リジットラック(うま)などの安全策を施してから、ホイール(タイヤ)を外します。
純正ショックアブソーバー(ダンパー)の固定ナットとボルトを外します。
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ウレタンブシングのカット
純正品とBILSTEINのブッシングの大きさが違うため、カッターナイフなどで、削り幅を合わせなくてはなりません。
センターのカラー(筒)で持たせているので、ブッシングを多めにカットしてもさほどの問題はありません。
大きすぎて無理に装着すると、軋み音の原因になる可能性があります。
両端が大きく膨らんでいる状態ですので、それより小さくするのはずれますので、注意が必要です。
(純正品と同じ幅にすれば良いです)
可哀想に、前々回の車検時にシャーシーブラックを部分的に塗られてしまいました。
上の画像の、一番左がカット前、中央がカット後、右が純正品です。
パンタ式ジャッキ流用
ウレタンブシングのカットが完了したらBILSTEINを装着して行きます。上側のナットを手で廻るくらいに軽く締めて、ぶらぶらの状態にします。
パンタ式ジャッキを掛けて、縮めるのですが、ショックアブソーバー(ダンパー)斜めになるので、ジャッキの角度を合わせないと逃げられてしまいます。
前回、純正品に交換した際は、腕力のみで縮めましたが、BILSTEINの反発力は腕力だけでは縮められませんので、一般乗用車の車載工具のパンタ式ジャッキを流用します。
画像の様に、板などで、角度を合わせます。
逃げられないように慎重にジャッキupして、サポート(受け台)の上10mmから20mm程度上げます。ずらして受け台に乗せればジャッキの役目は終わりなんですが、反発力が掛かっているので中々ずれません。片手でダンパーを持ちジャッキを即緩めるとうまく行きます。ジャッキを素早くおろすサポートターがいれば尚結構です。
マイナスドライバーを使用
受け台に乗ったら、後はマイナスドライバーの出番です。
サポートの穴に近づいたら、ボルトを用意して、マイナスドライバーを受け台とダンパーの間に差し込み、持ち上げながら、ボルトを差し込みます。しかしテンションが徐々に掛かり途中でとまります。その際は、木で軽くたたき込みます。(ハンマーの柄で叩きました)
締め付けトルクは、規定値が不明ですが、80m・nで締めました。上側のナットを締め付けて完了です。
上側も締め付けトルクが、不明ですがプッシングジ自体が、スプリングワッシャーの代わりをするため、緩みにくく、過度に締めなくても大丈夫です。締め付けすぎは割れを誘発してしまいます。
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