栃木県芳賀郡益子町の日下田邸(藍染工房)の紹介です。
日下田邸(藍染工房)
益子焼で有名な、陶器販売店の建ち並ぶ、城内坂の入り口の信号機の角に立地します。
藍染業の日下田紺屋の、住居と作業場を兼用の、藁葺き屋根の曲がり屋の、建て屋は、栃木県の指定文化財になっています。(藁屋根が少々傷んでいますが)
入り口の土間の左側は、藍染めの作業場になっています、72個の藍染め用の甕(かめ)が並んでいる様子は、未だ見たことはありませんでした、独特の臭いはなんと表現したらいいのでしょうか、饐(す)えた臭いと言えばいいのでそうか、発酵してやや酸っぱい香りというのでしょうか、表現に困ります。
甕(かめ)場の天井は、竹のすのこ張りで桁や梁が露出していまいした。
曲がり屋の右側は、展示スペースや居間、納戸、奥座敷などとなっているいるそうです。
江戸時代から明治までの繁栄し、日本人の多くが利用した、藍染めの紺屋の様子が、今も見ることが出来る貴重な施設です。
駐車場は、ありますがスクータdioは例外(自己判断)で、入り口付近に止めされて頂きました。
製品が展示してありました、見学だけで何も購入しませんでした。
フラッシュを使わないと全体が写らなかったので、上の画像はフラッシュを使いました、下の画像はフラッシュ無しで撮影しました、色が少しはましになりました。
左側が、上記で説明した藍染工房の甕場です。
日下田邸(染色工房)データ
所在地 | 栃木県芳賀郡益子町城内坂1 |
電話 | 0285-72-3983 |
住居兼工房 | 栃木県有形文化財指定 |
日下田 博 氏 | 栃木県無形文化財指定 (昭和51年) |
日下田 正 氏 | 栃木県無形文化財指定 (平成17年) |
駐車場 | あり |
東洋に生まれ、東洋に育った色、そして世界の中に広まった色。
私たちの祖先が、限りなく愛し、そして最も美しい色。
私たちはこの祖先の遺産である藍色を私たちの子孫に残し、伝えていく義務と責任を感じます。 日下田藍染工房 冊子より
コメント
dioがナイスですね^^
げんちゃで取材されてるんですか?そういえば、よくDIOが写っているのを
思い出しました。染料のつぼですね。貴重建物ですね。
コメントありがとうございます。
そうです、dioは、町中の狭いところや、中山間部などの狭い道も行くことが出来て大変便利な、取材車です。
貴重な建物と設備、そして技術の継承素晴らしいことですよね。