栃木県芳賀郡芳賀町与能の真言宗智山派・大悲山普門院観音寺の紹介です。
観音寺
芳賀町の中心街(町役場)から約2kmの所にあります。
由緒
開基は、室町時代末期に観音堂過去帳の、一部と堂宇を残し消失してしまい、創立は不明だそうです。
寺伝によれば、西暦808年(大同3年)徳一法師と伝えられて、小本寺格を有したと伝わります。
西暦1819年(文政2年)宇都宮の能延寺老僧大阿闇梨学天が仮本堂を建立しました。
西暦1873年(明治6年)より与能(よの)小学校の前身の寺子屋教育の場でありました。
現在の、当山中興三十一世芳晃師代並び、壇信徒の浄財により西暦1974年~1978年にわたり庫裡や本堂などを再建しました。
西暦1981年に観音堂を修復しました。
現在の本堂は、西暦1731年(享保16年)野州田野辺(現在の市貝町田野辺)の棟梁永野仙衛門が建てたと言われています。
本堂の本尊は、金剛界大日如来で、野州続谷(現在の市貝町続谷)の大仏師荒井勝馬の作です。
観音堂の本尊は、行基菩薩の作と言われています。
は、栃木県指定文化財になっています。
観音堂
所在地 | 栃木県芳賀郡芳賀町与能1555 |
電話 | 028-678-0551 |
称号 | 大悲山普門院観音寺 |
宗派 | 真言宗智山派 |
駐車場 | あり |