来迎寺「栃木県芳賀町」

栃木県芳賀郡芳賀町稲毛田の時宗、引接山浄台院（いんじょうざんじょうだいいん）来迎寺（らいこうじ）の紹介です。

来迎寺（らいこうじ）

来迎寺（らいこうじ）

稲毛田地区は、芳賀町中心街から約2km北方向の県道61号沿いに立地します。

由緒

西暦1324年（正中1年）遊行四代呑海上人の創立です。相模国鎌倉郡藤沢駅清浄光寺の末寺、時宗遊行派です。
西暦1845年（弘化2年）2月10日、火災に遭い堂宇、記録などを焼失してしまいました。
西暦1848年（嘉永1年）再建されて現在にいたります。
境内に観音堂があり、行基菩薩の作と伝えられている如意輪観世音菩薩が安置されています。
なお、山門は長命門と称していますが、この山門は芳志戸般若塚にあった長命寺（廃寺）の山門を、前住職山村師が買い入れ、来迎寺の山門として移築したものです。
ゆかりの寺の寺名を残したい念願から、名付けて「長命門」としたとのことです。
如意輪観音は、芳賀秩父観音第二番札所です。

当地付近を紹介して参りましたが、時宗（じしゅう）は寺院数が少ないですね。これで二寺院めです。

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