栃木県栃木市岩舟町小野寺の村檜神社の紹介です。
村檜神社
栃木市岩舟町の、東北自動車道と北関東自動車道の岩舟ジャンクジョンの北を、東北自動車道と並行に走る県道75号の旧道へ入ると案内看板と鳥居が見えてきます。大慈寺の隣に鳥居があります。
由緒
創建は孝徳天皇の西暦646年(大化2年)と伝えられ、熊野大神、大山咋命の二柱を祀り、主祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)または、誉田別尊(ほんだわけのみこと)、佐野庄小野寺十郷の総鎮守として崇敬され、のち平城天皇の西暦807年(大同2年)に皆川村小野口に鎮座せる八幡宮を合祀、主祭神と仰と伝わります。
醍醐天皇の西暦900年初頭の延喜年間には勅命により、国内神社を調査せし時にその撰に入り、延喜式内社に列せられ、下野國三之宮として今もなお崇敬されています。
その昔、藤原秀郷が唐沢山に築城の際、鬼門にあたる当神社を守護神として厚く信仰し、西暦939年(天慶2年)平将門を叛せし時も御神徳の賜ものと弓矢を奉納したと伝えられています。
現在の社殿は室町後期の建物で三間社春日造屋根は檜皮葦にして西暦1908年(明治41年)国の重要文化財の指定を受けています。
また、本殿左方の柱には工匠左甚五郎の作と伝えられる瓜の彫刻があります。
鳥居
この鳥居の左側を通り右に曲がると駐車場があります。さらに境内まで来るまで行けそうですが、やはり歩くのが一番ですね、良さを発見できませんからね。

岩舟町村檜神社鳥居と石碑
※注意、画像の手前、現在撮影のためにいる場所付近は階段のそばで、路幅が狭いので擦る危険性があります、大きめの車の場合は、十分な注意が必要です。
楼門と参道
長い石段は、足にかなり厳しいです。楼門の両脇には畳敷きになっていました。長屋門の形式ですね。

岩舟町村檜神社楼門と参道

岩舟町村檜神社楼門と参道
本殿

岩舟町村檜神社本殿
拝殿かと思いましたが、いきなり本殿でした。それで、楼門が長屋門のような形式をしているのですね、祭祀委員や世話人の控え室になるのでしょう。

岩舟町村檜神社本殿
国指定の重要文化財は、流石に重圧感があります。コンデジの画像を見て頂くより、実際に訪れて見て頂きたいですね。特に屋根を見て頂きたいです。

岩舟町村檜神社本殿
檜皮葦の本殿屋根は、初めて見ましたが、傷んでる要すが無くわりと新しい年第に吹き替えられたと思います。
神楽殿

岩舟町村檜神社神楽殿
村檜神社データ
所在地 | 栃木県栃木市岩舟町小野寺4697 |
電話 | 0282-55-4307(岩舟商工会) |
称号 | 村檜神社 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |