先週の茨城県筑西市樋口地区の雷神社に行ってきました、只今改修工事中でしたので邪魔なならないように拝観しました。地元では、雷神様と呼び親しまれています。
雷神社(らいじんじゃ)
工事は修復をしているようですが、現代風の巧みは、電動工具のインパクトドライバーでネジ類を締めているようです、キュ~~ンダダダダと音がしていましたが、なぜか違和感を感じてなりません。
電動工具を使うことはやぶさかではありませんが、ただ父親が宮大工だったので、その手の話は、よく聞きましたから少しは解るつもりです。
修復だと良いのですが、単なる修繕の押っつけ仕事になって欲しくありませんよね。
棟札(むなふだ)によると安永8年(1779)己亥11月3日建立、総欅入母屋造、格天井、頭貫(かしらぬき)に獅子の木鼻を設けています。向拝(こうはい)頭貫にも獅子の木鼻、昭和7年幣殿、拝殿とも銅板葺に改修されました。(筑西市HP)
雷神社は、久下田城本丸跡と伊佐城本丸跡下館城本丸跡を直線で結んだ線上に立地します。
西市指定文化財(建造物)になっています。
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湯立際(ゆたてさい)
湯立祭は、元禄4年(1691)に本殿を改築したときから始められ、その年の吉凶と雷を湯立により占い伺う神事です。
祭り当日は、各地区の年番世話人が、早朝から集合し準備をします。神楽殿前庭に忌竹を二間四方に立てしめ縄を張り廻らし、四手を垂れ、中央に釜を据え、その北側に幣束5本、外に各地区の辻の数だけ幣束を立て湯をわかし、時刻になると行者が笹の枝で湯を頭上にふりそそぎます。このとき湯がかかっても熱くなく火傷をしないといいます。終了後、行者のお告げは氏子や講中に伝えられます。(筑西市HP)
毎年四月の初旬に開催されます、筑西市指定文化財(無形民俗文化財)になっています。
お問い合わせは、筑西市商工観光課まで電話0296-24-2111または、筑西市文化課まで電話0296-22-0183です。