栃木県小山市の須賀神社の紹介です。
須賀神社
小山市の中心市街地の国道4号沿いの、小山市役所の南方に立地します。
社伝によりますと、創建は西暦940年に、藤原秀郷が天慶の乱(平将門の乱)に鎮圧した時に、現在の小山市中久喜に創建したのが始まりと伝えられています。
現在の地に移ったのは、西暦1156~60年に祗園城(小山城)築城時に会わせたと伝えられています。小山氏の信仰により隆盛しましたが、西暦1590年の小田原の役で北条氏が滅亡すると小山氏も所領が没収され一時衰退しました。
西暦1600年に、関が原の合戦の際、徳川家康が上杉討伐のため上杉家の鶴ヶ城のある会津(現福島県会津若松市)に進軍しましたが、石田三成の挙兵で、急遽須賀神社境内で小山評定(おやまひょうじょう)が行われました。
この小山評定により多くの豊臣家恩顧の大名を徳川方に味方に付ける事に成功したため、徳川家康は須賀神社に戦勝祈願し石田三成との決戦に臨みました。
徳川家康率いる東軍が勝利したため、感謝の意で須賀神社は徳川家の崇敬社となり社領51石(うち15石が朱印地)を寄進し、西暦1658年には朱神輿(日光東照宮を手掛けた職人により製作)が奉納されました。
鳥居
西暦1653年に建立された、鳥居は、日光東照宮の四基に次ぐ古さとされています。
拝殿
本殿
須賀神社データ
所在地 | 栃木県小山市宮本町1-2-4 |
電話 | 0285-22-0101 |
称号 | 須賀神社 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
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