発動機運転会2017懐かしさ堪能「栃木県矢板市」

   

栃木県矢板市片岡で、2017年8月27日行われた、那須石油愛好会の発動機運転会に行き、懐かしい排気音と排気臭を堪能しました。

発動機運転会

栃木県矢板市片岡のJR片岡駅西口駅前広場で、行われた発動機運転会には、70年以上も昔活躍していた石油発動機を、約20名のオーナーが約60台を持ち込み、実際に運転可能な発動機を、展示または実働させていました。

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参加最大の発動機

100年も前にアメリカで製造された、日本国内では3台しかない発動機

100年も前にアメリカで製造された、日本国内では3台しかない発動機が、磨きあげられ未だに稼働出来、この発動機が大きさに似合わず一番静かでした。180rpmだとか。

ユーチューブ動画リンク

発動機運転会のユーチューブ動画です。

発動機運転会2017-08-27 NO1

発動機運転会2017-08-27 NO2

発動機運転会2017-08-27 NO3

発動機運転会2017-08-27 NO4

発動機運転会2017-08-27 NO5

如何でしたでしょうか駄文説明より、動画で見て頂いた方が、迫力が伝わると思います。

クランクケースを外してある発動機がありましたので、紹介します。

ガソリンと石油が燃料

燃料は、ガソリンと石油(灯油)の2種類の燃料で稼働します。
スタート時は、通常のガソリンエンジン(昭和の時代の原付エンジン)と同様にガソリンを点火プラグで発火膨張させます。
此処までは通常のガソリンエンジンと同じですが、暖機運転後に手動操作にて、石油を供給し、ガソリン供給を停止し、石油燃焼に切替て正常運転に移行します。

車輪の様に見えるのは、単気筒エンジンのため振動が大きくなるために、滑らかに回転をするようにする重りの役目でついています。
発電器やポンプなどの外部機器をベルトで駆動する時にも利用します。

発動機クランクなどの構造

OHV型エンジンになります、最近のエンジンはOHC(SOHC、DOHC)が主流ですが、OHCエンジンは、高回転型に優れますが、低回転域でトルクが細く、メンテナンス性も悪いです。

その点、OHVエンジンは、単純構造でメンテナンス性に優れ、高回転を必要としない使い勝手に適し、OHCエンジンの様に、カムチェーンやタイミングベルトを要しません。

OHCエンジンは、クランクシャフト(往復ピストン運動を回転運動に換える主軸)からギヤによりカムチェーンやタイミングベルトで同期させ、ヘッドバルブ(燃焼室への供給孔)上にカムシャフトを設置してバルブ開閉タイミングを支配しています。
カムチェーンは延びると調整を要し、タイミングベルトは、切れると交換を要す、数十年規模で利用するにはOHCが最適と思います。

OHCエンジンは、クランクと同期したギヤにカムシャフトからプシュロット(和訳の通り押し棒)にて、バルブを押さえているロッカーアーム→タペットへ伝達してバルブ開閉を支配し、ガスを供給して燃焼膨張させています。

オーバーホールが極めて簡単で、パーツさえ揃えば何時までも稼働可能なエンジンだと思います。
オーナのお話の中で、パーツが無い時は、旋盤やフライス盤などを使用して自作するとの事でした、一般人には時間も労力も金銭面でも負担がかかり、真似できませんね。
拘りがあり、塗装などはしないで、オリジナルを維持しているようです。
(ひたすら磨きあげる)

矢板2017発動機始動作業中

OHC、OHVいずれにしても、バッテリー無しで稼働可能です、マグネット点火しているため、起動時のみ人力で廻せば、ガスと冷却水、潤滑油が続く限り稼働可能です。

動画にもありましたが、かけ損なった時にケッチン(反動で逆に強く半回転)が非常に危険なんです、クランク回しハンドル(始動時にフライホイールに引っかけて廻すハンドル)が外れて、飛んで当たると大けがをします。

あとがき

余談ですが、子供(中学生)の頃、母親の実家に同じような発動機があり、興味津々で始動したことがあり、ガソリンから石油に切り替えるタイミングが難しく、早すぎると不発に終わり停止、遅すぎるとシリンダーが温まりガソリンは発火しやすいので、ノッキングして凄い「キャンキャン」とけたたましい音をたてます。
長くやるとピストン割れしてエンジンが焼き付いてしまいます。
「ぼっこれかんやんな」(こわれるからやめろ)と叔父に言われました。
45年以上前の話です、既に廃棄してしまい現在はありません。

メカメカして、「内燃機関」大好き人間としては、たまりませんね、何時まで見ていても飽きが来ない、楽しい一日でした。
一台欲しいが、上述の如く、金銭面で無理です。

模擬売店も出店していました、焼きそばや冷たい飲み物が販売されていました。
緊張ワクワクで、空腹では無かったが、無料見学では、申し訳ないので焼きぞばを購入して食べながら排気臭と排気音をあじわいました。

来年の予定をスタッフに尋ねました、「来年も予定しているが場所は決定していない」とのことでした。
来年も情報を入手し次第、紹介します。

 

 

 

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