栃木県那須烏山市下川井地区の絶滅危惧種の下野河骨(シモツケコウホネ)が開花しました、全世界的に栃木県だけに生息している大変珍しい水草です、絶滅危惧種ですが、地元有志らの努力で保全されています。
下野コウホネ
シモツケコウホネは、別名川ワカメとも言われます「スイレン科コウホネ属」の多年生の水草です。
開花時期
開花は、6月から10月頃と図鑑などでは、記載されていますが、6月と7月に見に行ってきましたが、開花は見えませんでしたし、水田に水を引く用水路のため、その時期は水量が多すぎてたとえさいても確認は困難と思われます。
生息確認地域
生息地で、一番有名なのは日光市ですが、日光市だけでは有りません、那須烏山市、さくら市、真岡市などに生息しています。
那須烏山の生息地区
今回は、栃木県那須烏山市下川井地区用水堀に何時ものようにスクーターdioで愛犬連れて行ってきました。
因みに、間違った情報を、発信しているブログが多く見られます、残念でたまりません、一方が間違うと連鎖して間違いますね、生息地域の事ですが、那須烏山市志鳥地区と投稿してありますが、昨年の地元紙にも下川井地区との報道があり、那須烏山市役所文化振興課に確認しても下川井地区が正解との回答でした。
駐車場追記、2018年8月
下川井下農業構造改善センターの駐車場がご利用可能です。
駐車場
駐車場は、残念ながら用意されていません、生息地付近は水田の畦道と河川堤防路です、いずれも軽トラック用の道ですから、一般の乗用車では困難です。
お勧めできませんが、一般道に路上駐車するしか有りません。
順路
地図で示す、那須烏山市下川井57付近の路上に駐めて、徒歩で畦道と堤防路を利用して進みます、1km程度で用水堀が見えますし、盗掘禁止の看板が出ていますから、一目瞭然です。
那須烏山市立江川小学校付近で、江川沿いにの用水堀に下野河骨(シモツケコウホネ)は生息します。
木ぐいで用水堀を土留めしているので、近づいても土手が崩れる心配は有りません、日光の下野コウホネ生息地域の用水堀は、土手なので三脚禁止しているくらいですので、近づくのも容易では有りません。
まだ少し早かったのかも知れません、つぼみを持った茎が沢山見て取れました、これからが見頃だと思われます。
追記、2018年8月23日
2018年8月23日訪問しました。
水路の水位が下がり下野河骨の葉が水面上に出ていました。