台風16号河川被害調査ツーリング「小貝川・五行川」

台風16号の被害を受けられた方が居られるようですね、お察し申し上げます。

幸いにして我が地方の栃木県芳賀郡益子町地方は、温帯低気圧に変わったこともあり、我が家の窓から見る限り、被害らしい被害は、見えませんでした。

しかし、台風一過の好天とまでは、言えませんが時折晴れ間も出る天気では、朝からブログ俳諧は、中止して何時ものように、スクーターdioで愛犬のトイプードルまぁこを連れて、小貝川と五行川の河川堤防を、ツーリングをしながら、被害状況のにわか調査隊を編成して、出発しました。

小貝川の状況

まずは、小貝川の堤防路を走行しました。

真岡市君島地区

小貝川真岡市君島地区

小貝川真岡市君島地区

真岡市君島地区に来ました、水量は普段よりは多いですが、極端な水量ではありません、水田の排水路から勢いよく、流れ出す水が、平常時とは違うのが見える程度です、水の色もやや濁りはあるものの濃い茶色ではなく、薄いコーヒー牛乳(今時はラテでしょうか)のイメージです。

真岡市大島地区

そして、南下します、真岡市大島地区にきました、最近まで堤防工事をしていて、一般車両通行止めでしたが、開通した堤防路を走ります、通り過ぎて撮影忘れに気づき撮影しました。

小貝川の工事完了の堤防

小貝川の工事完了の堤防

現在撮影している場所が、かつて防が途切れている場所でした、画像右手が河川敷になり従来からある低い生活道路用の橋がありその奥の小さな集落の住民が使用しています。

そのために、この場所には堤防が、何十年ともいえる長い間途切れたままでした、河川が氾濫しても直接、集落の住民には被害はありませんが、画像左側の水田の持ち主は、被害を受けて大変でした、刈り入れ前の稲が台風などの大雨により河川からあふれ出た水に浸かり、収穫が激減してしまいます。

これで今後は安心できるでしょう。

真岡市高田地区

次に行きます、真岡市高田地区まで南下しました、河川幅が広がりますから、当然被害は全く見て目では、確認できませんでした。

五行川の状況

つぎは、小貝川から離れて、西に向かい真岡市八木岡地区の五行川につきました。

真岡市八木岡地区

北関東自動車道路と八木岡城跡の付近は、先ほどの小貝川のように広くありませんので、水位が通常よりも上がっています、それに流れも速いし、水の色が小貝川の色とは、明らかに違います、コーヒーにミルクたっぷりのイメージでしょうか、それにしても濁流を見つめていると、頭がクラクラして吸い込まれるが如く感ぜられます。

五行川八木岡地区

五行川八木岡地区

コンデジの性で、穏やかに見えますが、濁流なんです、画像左の河川敷にはえている胡桃の木には、鈴なりに実った胡桃の実が、必死でしがみついているように見えました。

上流から流れ着いて定着した胡桃の木は、在来種の丸い形の実が付いていました、外来種に負けてします多くの日本古来の植物が自然に繁殖すると何となくほっとします。

時代劇などで、片手に2個の胡桃のみを、すりあわせて「カキッ」と鳴らすシーンは、この木の種類です。小さいですが、えぐみが無くて美味しいですよ。

(当地の方言では、「えごってぃ」と言いますがね。

関連記事:久下田城跡と八木岡城跡

被害状況

二河川とも増水の被害は、ありませんでした、水田の稲は稲穂の重たいコシヒカリ系の、高級食用米はすでに刈り取りが、終了していて被害無しでした。今刈り取り前の、稲は稲穂の軽い加工米ですから、倒れもないですし、倒れても収入に影響はありません。

二河川の環境

小貝川環境

小貝川の水の色が比較的濁りが少ないのは、山際が多くあり一旦山に蓄えられる勢だと思われます。

五行川環境

五行川の、水の色の濁りは、中流から上流まで、水田が広がり(生活圏もあり)、山らしい山が無いために、直接河川に流入するので、濁りが多いのでは無いかと思われます。

 

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