バックカメラ純正品から市販品へセルフ交換「200系ハイエース」

先日、200系ハイエースのカーナビをリニューアルして間もなく、12年間使用に耐えた純正品のバックカメラが、不良となりました。

市販品とセルフ交換しました。配線図も記載しましたので、参考にしてください。

一応、映像は出ますが、画面の中央付近はまだましですが、端の方は見られたものでは有りません。

取り付けた当時は42000円(5%税込み)と大変高価でしたが、解像度は良かったし、広角では無いのでルームミラーで見た感覚に近かったので距離感が明快で見やすかったです。

 

市販品バックカメラ

パイオニアナビですので、パイオニア製のバックカメラが良いのですが、コネクターの形状が合わないので、市販品で妥協することにしました。

価格は、パイオニア製の半分以下の3680円(送料込み)ですが、サイズが極めて純正品に近く、解像度も100万画素と一般流通している激安品よりは数値的には優れているようなので、試し使用と言う位置づけで、購入しました。

純正品のバックカメラが付いていたリアゲートノブに収まらないと意味がありません。

純正品のバックカメラは6V使用のため、アダプターを付けて、12Vから6Vの電圧に下げて使用していましたが、今回は12V使用ですので、不要になりました。

12V→6Vアダプター

セルフ取付作業

早速、届いてから取付準備しました。

仮付試運転

最近は、初期不良も随分少なくなりましたが、取り付け完了して、不良だとガッカリしますから、仮付して画像を出してみます。

市販品のバックカメラ仮付試運転

一応、映ります。

鏡像になっていて、バックカメラとして使え、設定は不要のようです。
(フロントカメラの場合は、白短絡線をカットするようです)

ガイドラインが入っていますが、煩わしので、後ほど消します。

バックカメラ取付

バックドアの、パネルに付いているハンドルと吊り紐をプラスドライバーで外しました。

続いて、化粧パネルを外します。
ハンドルのカバーの隙間から手を入れれば、外れます。
プラスチック製の剥がしツールがあれば使用した方が良いですね。

純正品のバックカメラを外しますが、両面テープで固定してありますので、ボディーを傷つけないように、プラスチック製の剥がしツールで、剥がします。

両面テープの残りカスが後々仇になりますので、完全に除去しました。

純正品のバックカメラのケーブルは、バックドアの中で手が入りやすいところで、接続が容易なところでカットしました。

バックカメラ接続位置

新しいカメラのケーブルを敷設するときは、グロメットをボディーから一旦外して、ケーブルをボディーの穴に通してから、グロメットに通して、最後にボディーにはめ込みます。

こうしないで、直接入れるのは至難の業となります。

接続後は、配線が振動で動かないように、配線ステッカーで固定しました。

グロメットの通し方

半埋め状態の位置に取り付けましたが、シャキッとしない、まぁ、バックカメラだけに通常走行時にはブラブラ揺れても、後退時はスロー走行のため、画像的には問題ありませんが、外れたら、ボディーを傷つけますね。

作業中に、ボディーに傷を付けないために、養生テープでヒットしそうな所を保護します。

バックカメラ取付中

フラットプレートを、曲げて両面テープで支えました。
今度は、しっかりとしました。

バックカメラ取付補強

目立たないように、黒塗装しました。

 

純正品のバックカメラケーブル流用

一般的に標準仕様のケーブル長は5メートですので、ハイエースのスーパーロングでは短くて届きません。

それに、天井を剥がしたりと、とても手間が掛かります。
よって、今回は手抜き作業とします。

純正品のバックカメラ用のケーブルを中間で流用して、市販品のカメラのケーブルと既存の電源を接続して、写そうとしました。

配線構成図は、下記の様にしました。

バックカメラ配線図

赤い部分が、既存の配線です。

2芯シールドケーブルの、シールド(網)をGND(グランド)と映像信号のシールドを共通にして接続し、2芯をそれぞれ、バック信号と映像信号に分けて接続しました。

カメラ側はバックドアの中で接続して、カーナビ側は裏側で接続しました。

カーナビ側配線接続

試運転

配線違いなどがある場合に備えて、バックドアのパネルやカーナビを固定する前に、バック信号を入力して、動作確認をしました。

映像確認後、カーナビを固定してインストパネルを復旧して、更に試運転です。

バックカメラガイドライン付き

ガイドラインを消すには、バックカメラ付属のケーブルの緑の短絡線をカットしなければなりません。

バックカメラガイドラインなし

短絡線をカットしました。

左側のモニターは、常時表示用です。

次回交換の際は、バックドア部分だけ外せば、交換が可能なので、素早く作業が完了します。

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