テールランプメンテナンス「タント」

   

息子の嫁が使用している、タントカスタムのテールランプ(ブレーキランプ)の、不具合がありメンテナンスしました。

テールランプ(ブレーキランプ)メンテナンス

不思議な現象が出ておりました、通常はライト点灯時または、ポジションランプ点灯時に尾灯(赤いランプ)が点灯し、フットブレーキを作動をさせて、一際明るくブレーキランプが点灯します。

しかし、左側の尾灯ランプが、やや暗く点灯し、フットブレーキONで、尾灯消灯、ブレーキランプ不点灯、右側は正常です。

原因仮説

まず考えられるのは、

1.元電源(ヒューズ又は、配線の劣化又は接触不良)
2.プラス側の配線の漏電(浸水を含む)又は、配線被覆(ワイヤーハーネス)の劣化
3.ランプソケットのバネ、電極などの接触不良

ランプユニット解体

などと、ありったけの知識を、言いながら内心直らないと面目丸つぶれだぁと思いながら、ランプユニットを解体します。

タントランプユニット左固定ビス

黄色い矢印の指す固定ビス2本を外すとユニットが外れます、10mmのレンチで回します。

ワイヤーハーネスのグロメット脱落

ワイヤーハーネスのグロメット(防水用ゴム)がボディーから外れています、水を呼び込んでいる状態ですね。

タントランプユニットハーネスグロメット外れ

一因に過ぎないので、これで解決とするには早すぎ、一通り仮説通り辿ります。

余談ですが、仕事でも同じで、最初に原因と思われる因子を発見しても、「解りました」とは絶対に言わないのが鉄則、なぜなら、別に要因があれば再発してしまい信用されなくなります。

点灯試験

右側も解体して、ランプ(電球)を交換して試験します。

タントランプユニット試験中

ポジションランプONで両方尾灯点灯し、フットブレーキON右側点灯、左側尾灯不点灯、ブレーキランプ不点灯、結果ランプを入れ替えても変化無し、これでランプが直接関係していないのが解りましたね。
通常これで、「なんだ違うのか」と嘆きますが、一つ解って前進しているのです。

ソケットのバネに違和感

それで、ランプを入れ替えた時に、ソケットの電極に圧力を加えているバネに違和感があり、圧力が少ない(樹脂だから錆はありませんが、やや渋い状態)もうこれで面目が立つと頭の中は、爽やかな秋空のシーンが巡る。

タントランプソケットメンテ

錆びは無いので複数回前後に(上下)摺動させ、滑らかにします、続いて、電極洗浄剤が手持ちで無かったので、電極(ランプの尻が接触する)をサンドペーパーで軽く撫でる程度に表面のみを擦ります。
電極の虫食いと業界では言っています。(強く削るイメージはNGメッキが剥がれます)

そして、一応ランプ(電球)は、左右戻して、先ほどの試験を行い、問題無く正常に作動しました。

復旧

脱落したグロメットは凄く柔らかいので、摘んで軽く引くだけで正規の位置に嵌ります。
(ユニットを再装着時にワイヤーハーネスで押してしまうとグロメットが外れる場合があります)

両側のランプユニットのビスを固定して復旧完了です。

しかし、ここで終わりにしては、いけません、必ず作業終了後に再試験をして、正常であることを確認後、ユーザーに引き渡します。

あとがき

撮影時に、カメラ操作のために手袋を外していますが、作業中は、絶対に素手での作業はいけません。
特にランプを素手で触るのは言語道断完全NGです。
手の油分と塩分がランプ表面に付くと、熱の伝わりが変化して、球切れ、最悪破裂する場合があります。

ハロゲン、HIDでも同じように素手での取り扱いはNGです。

 

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