長い天候不順に悩まされましたが、やっと夏らしくなりましたね。こうなれば出かけるのが一番、スクーターで那須烏山市の旧南那須町方面に、ツーリングに行ってきました。隣町の市貝町から谷津田の田園地帯を抜けると旧南那須町に入ります。
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旧南那須町
旧南那須町は、平成の大合併により那須烏山市に吸収合併され、町名は無くなりました。
JR烏山線と蛇行する清流、那珂川の支流荒川が魅力の一つです。
八ケ代地区の林道
八ケ代地区の林道まで来て、まずは先日紹介した記事のひまわりのその後を、見ようと森田地区に向けました。
途中の林道は、爽やかな風が、心地よく長袖シャツを着ているにも関わらず、若干寒さを感じます。
乗車1台分の広さの林道は、すれ違いも無く快適ですが、凄く危険なんです、所々水が湧き出ていて、道路を流れています。それを2輪車で通過するのは、直線でしたらまだしも、カーブの中に出て来たら、またそんな時に限り対向車が来ます。涼しい中ですからゆっくり涼をを楽しみならがの走行になります。
森田地区
森田地区にたどり着き、荒川の蛇行した地域は、太陽の向きで大体の方向は解りますが、脳内の当てにならない地図では、道を把握仕切れず、彷徨いながら走ります。田んぼの中の道、山麓の道と走り続けると、見覚えのある坂道を発見して一安心します。
森田城跡を山麓に控える芳朝寺の坂道を見て安堵したのです。
この地区の魅力でもある蛇行した荒川ですが、橋がないと当然渡れません、大体の場所と方向は解っても、たどり着くのは困難です。
常々ナビゲーションに頼る走行が、いかに衰えた脳を更に堕落させているかを、痛感する次第です。まぁ迷子になっても舗装道路が続く限り、また人里であれば何れは、大きな通りに出ることが出来ますから、時間に縛られる旅では無いですから、気楽に走行します。
小塙地区
荒川を渡り、小塙地区に到着して、ガッカリです、あれだけ見事に咲いていたひまわりが枯れ果てて黒くなっています。
画像右が、アキュム電車と一緒に撮影したひまわりと、線路の反対側が当時まだ小さくて咲いていなかったひまわりで、花びらがすでに既に散っています。
当然訪問者は、僕だけでした。
アキュム電車が通過する時間までは、40分程度あり、日当たりの良いこの場所で、このまま待つのも辛いので、移動します。
高瀬地区に向かい、旧宇都宮街道に入り、旧南那須町の中心街を走行して、JR大金駅に来ました。
JR大金駅
JR大金駅(おおがねいき)は、「たいきん」とも読み縁起の良い駅名と言われ、国鉄時代は一時期は記念切符まで発行されました。始発の高根沢町の宝積寺駅から大金駅行き・大金駅入場切符などを求めて観光客が来ましたが、現在、記念切符は販売されていません。(切符切りでカットしていた時代の話です)
現在は、無人駅になり入場切符は不要のため発券もしていません。
着いて暫し待つと、電車が来ました。
電車が入り停止しましたが、前方の直ぐ下を、乗客が横切る何とも不思議な光景を見ました。
そもそも立体通路が無いことが危険と思いましたが、更に追い打ちをかける光景です。
単線のため、大金駅はすれ違い駅になっており、アキュム列車がホームに並びました。
大金の大吊り橋
電車が出発して僕も出発し、次は荒川に戻り、大吊り橋を見ます。田んぼ道を選び、大金大吊り橋に到着します。
大吊り橋と言いながら97メートルの吊り橋ですが、暑くてたまりません、ベロが無く伸びきっています。
それに、これ以上奥にはどうしても行きたくないようです。
欄干の下に隙間があるため、そこから川面が見えるせいで、怖くてたまらないようです。
展望台から撮影した記事をご覧ください。
気になる対岸ですが、見晴らし台があるだけで大規模整備をしていません。吊り橋の対岸にありがちな代表例ですね。
安楽寺
次は、自宅に方向に向かいます。途中に安楽寺で工事中だった建物た完成間近で、屋根がキラキラ眩しくて、見ていられないほどに輝いていましたので、寄ります。
とても大きなお堂ですね、本堂と言っても良いくらいの規模です。完成したら再訪問しましょう。
安楽寺を紹介しています、ご覧ください。
市貝町を目指し進めます。
無人梨生産直売所
そして、最後に一番美味しいものを、残して有ります。
まだで始まりで、大人の拳大が大きさの梨が1袋4ヶ入って税込み100円です。皮に若干の青みがありますが、甘くて美味しいのは言うまでも有りません。
情けないことに、210円しか財布になく、無人だからと言って誤魔化しはいけませんよ、2袋だけ取り、ペットボトルの蓋にスリッドを入れた料金ボトルに200円を投入して売買成立です。
安さの秘訣は、出荷サイズに満たないもの、蛇管歪なもの、肌がそばかすよのうに変色したものなど、食べて何の遜色もありません。
出荷品は店頭で、両手で持つサイズが1ヶ300円ではとても買えません。
これから、季節が進むと段々色が濃くなり、風味も一層まします。
伴い100円のまま、数が増えます、次回はもっと購入できるように、財布の中を確認してから来たいと思います。
市貝町の谷津田
旧南那須町を離れ、市貝町の稲穂が頭を垂れ刈り取りを待つ、谷津田の原風景を横目で長めながら、益子町に入り自宅に戻りました。